twitterを活用して繋がりを作る考察
現在リテールテックをベースとしたクラウドファンディングに向けて取り組みを進めておりますが、支援いただける方を探してtwitterを利用しながら考察してみました。
前提条件
特に私がリテールテックを主眼に置いた活動をしている以上、今回繋がるべき方のセグメントは
- 技術者の方
- 小売業の方
- 特に、リテールテックを取り扱っていただければなお良い
ということになりますので、これらの方と繋がれる施作を打ちます。
検証前に実施したこと
■ 一般知識の学習
時間帯で多いのは
- 通勤時間帯
- お昼時
- 20時以降
検証を行った時期は、ちょうどお昼時間も惜しんで資料作成に充てていた時期となるので、電車の通勤時・帰宅以降にtwitter上での活動を実施。
■ 自身のツイート確認
基本となるツイートアナリシスで自身の記事をみてみました。
ハッカソン中の呟きでそれなりにみていただけているツイートですが
メディア再生率19.7%、エンゲージメント率7.0%、いいね率1.0%
また、Qiita記事のリンクツイートは
エンゲージメント率10.6%、リンククリック率4.5%、いいね率2.1%
かなり見てもらえないということがわかりました。
■ プロフの充実化
プロフィール文が「小売業勤務です。IT人材目指しています。」だけだったので以下の通り変更しました。
note、Qiitaとの連携を相互にとり、twitterへの同線を確保しました。
また、リテールテックに興味あるアカウントということを示すためにも、思いあたる技術系の企業、小売企業のアカウントをフォローしました。
■ 活動自体の周知
アカウントの信頼性を高めるためにも、自分の取り組みは周知しました。
- アドベントカレンダー
- IoTLTハッカソン
- IoTLT登壇
特に、ハッシュタグ "リテールテック" は毎回つけることを意識。
以上最低限実施した上で、考察に入りました。
自分がフォローするアカウントを考えると、
- フォローしてくれたアカウント
- 有用な情報を提供しているアカウント
- イベントで同席した方のアカウント
となりますので、以下の取り組み①〜③を実施しました。
取り組み① 絨毯爆撃フォロー
タイトルの通り、技術系の方・小売関係の方・自分が通うスクールに関連する方を次々とフォローしました。50アカウント程度フォローしたかと思います。
問題だったのが、小売の視点でのフォロー。自分の会社に関係がある方はわかるのですが、他の会社がわからないという状況。小売企業のアカウントをフォローされている方に多いのではないかと考えたどっていきましたが、ほとんどの方がお買い得情報が目当て、小売と検索しても転売関係の方が出るばかりで、小売の視点で繋がれそうな方を見つけられませんでした。
取り組み② 記事の執筆+活動アピール
完全新規記事は出せておらず、新たに執筆する時間も確保できませんでしたが、11日に出した記事の一歩手前の状態だったものを、修文したり音声付け足したりとひたすら擦りつつ拡散しました。
擦った記事はこちら。
取り組み③ イベント参加
LT:Lightning Talk 気楽な学会的なところに登壇して、その後参加者の方と簡単ながらコミュニケーションをとりました。
登壇したイベントはこちら
結果
絨毯爆撃フォロー:△ 9〜12の期間計+2
まさかこれほど伸びないとは。私はフォローされたら返すようにしているので、認識の違いを感じました。
記事の執筆:○ 12〜14の期間計+6
肉声等私自身を表現したことに共感していただけたのか、ぼちぼち伸びました。むしろノートのフォロワーが期間計で30人くらい伸びたので、twitterへの同線が不十分だったか、記事は読んでくれてもtwitterをフォローするまででもなかったのかという可能性もあります。
イベント参加:○ 15〜16の期間計+5
登壇自体は、プロダクトをばっちり作り込んで成功させたかったのですがそこまではできず。ただ私自身を伝えるという最低限の目標は達成できたかと考えています。ちょうど帰宅しながらの懇親会参加となってしまいましたが、IoT鍋など貴重なお話を聞くことができ、なおかつ私自身のことも知っていただけて、良い機会となりました。とにかく、登壇後のコミュニケーションがTwitterはとりやすかったです。タグをつけて呟けば誰かが反応してくれて、リプライも同時並行で返せてと、活用させていただきました。
もう少し定量的に見ていきます。
最大のオーガニックインプレッションはIoTLT登壇の日
1日あたりのいいねが多かったのはIoTLTハッカソンの日
11/10は上で擦る記事を執筆した日。
11/13はスクールで多くの方と交流した日。
次に、インプレッション順ツイートベスト10
引用つけて拡散したツイートはやはりインプレッションが高まりますが、意外と高まったのが以下のツイート
みなさん納得感があったのか、特に繋がりがない方からもいいねをいただけていました。
考察
今回の検証で、メインターゲットのところにいると思われる人とは深く繋がりを持てたものの、なんとなく小売りで働いている方や、自分が思いがけずに共感していただける方等サブターゲットの方にリーチできませんでした。同じスクールのみなさんが爆発的にフォロワーを増やしていく中、どうすればいいのか困ってしまっていましたが、絨毯爆撃フォローのところにも書いたように、小売の視点で繋がれる人という考え方に問題があったと思います。
例えば、小売が好きな人としてしまうと、子育てをしている人というセグメントに対して圧倒的に少数であり、サブターゲットとしてかなり弱いです。" 買い物が好き "や" 〇〇の店や商品が好き " という方はいても、小売業そのものが好きな方はかなり珍しいと、当たり前のことにスタート時点で気づけていませんでした。そもそも入りのセグメンテーションに問題があったと、現在では考えています。
さらにいうと、絨毯爆撃も少ないですね。よくわからないアカウントを引いたらどうしようと恐れて、50程度では成果が出るわけもなく10倍は必要だったのかと考えています。
補足
#retailtechの方がやはり効果的に訴求できそうです。twitterの検索でもヒット数が圧倒的に違いますね。日本人でリテールテックに興味ある人が珍しいからなのか、実際海外の方からフォローをいただけました。
海外の小売事情とはかなり異なるため、共感を得られない場合が多いのではないかとも考えてしまいます。
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