ゴミと間違えられないようにしなさい
グラフィックス
はじめてポスター展に出品させていただいたときの作品です。
それはそれは張り切ってつくりました。
よく頑張った。
今日のタイトルは、美術の先生のお言葉ではなくて、音楽の先生のお言葉です。
夫はながく音楽をやっていて、若いころに先生からいわれたのが、この「ゴミと間違えられないようにしなさい」でした。
音楽の中でもクラシック音楽、ベートーヴェンやモーツァルト、ブルックナーなどですね、そういう重々しい雰囲気のものは、どうやってもそれほどバカにはされないものです。
しかし、ポップスや大衆音楽など軽い雰囲気のものは、下手にやるとゴミと間違えられる、だから油断して手を抜いてはいけないというのです。
さすがプロフェッショナルだなあと思いました。
音楽の世界は、自己鍛錬によって向上しなければならない厳しいところです。
いつぞや、油絵教室で上野の美術館に行ったとき、先生が芸大の学食に案内してくださって、そこでお茶を飲んだことがありました。
芸大ですから、美術と音楽が隣り合っています。
美術と音楽は、互いに影響を与えたり、コラボレーションすることもありますし、切り離せないものですが、やってる人達はなぜだか違う感じがします。
音楽の方が気むずかしい人が多いように感じるのですが、気のせいでしょうか。
気位が高いといいますか。
いや、絵を描く人もかなり気位は高いのですが、どこか抜けているではないですか。あの人、いい人だけどちょっと変わってるな、という感じ。
「ちょっとアンタ、しっかりしなさい!」と、お母さんに叱られそうな人。
そういえば、デザイナーにもそういう人は多いです。
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見ていただいてありがとうございます。イラスト・デザイン・コミックを手がけています。よろしければポートフォリオをご覧ください。 https://salon.io/nobuko/nobuko-portforio