ベーコンとか百頭女とか
水彩・グラフィックス
ときどき先生に「あなたはこの画家を見るといい」とアドバイスされることがあります。
もちろん、さっそく見るのですが、そしてたしかに素晴らしい作品なのですが、「好きではない」というときには、どうしたものでしょうか。
ただ「好きではない」だけなら、単に好みの問題なのだから、すこし横に置いておいて、学ぶべきものを真摯に学べばよいのかと。
でも、怖いんですよ、ベーコンは。フランシス・ベーコンです。
ご覧になったことがない方は、検索してみてください。ただし、閲覧注意です。
この人、きっとおかしいんだろうな・・・そういう絵です。美術史に残るほど優れているのは分かりますが、長くは見ていられません。
せっかく先生がおすすめしてくださったので、古本屋で画集を買いました。2回くらいは見たと思います。
怖いですね。
先生が「研究しなさい」とおっしゃった、エルンストの「百頭女」。こちらも何というか、猟奇的な感じがします。
そもそもタイトルからして不穏ですね。同じ女性が登場するコラージュの連作なので、こういうタイトルなのかも知れませんが、妖怪じみたものを連想します。
中身も妖怪じみていますけれども。
漫画だと、奇怪なものも平気で読めるのに、絵画だと恐ろしいのはなぜでしょうか。
不思議ですね。
見ていただいてありがとうございます。イラスト・デザイン・コミックを手がけています。よろしければポートフォリオをご覧ください。 https://salon.io/nobuko/nobuko-portforio