事例紹介⑤〜トイレ便器内からの異臭〜
少々遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
本年も365パートナーズをよろしくお願いいたします!
先日は雪も降って日に日に寒さが厳しくなっているので、本格的に冬に突入したと実感しています。
皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい!
さて、早速ですが本題へ入っていきたいと思います。
今回は、過去2回に渡ってお送りしているトイレのトラブルに関する事例紹介になります。
トイレに関するトラブルは、前回投稿させていただいた通り、2021年度最も多かったトラブル内容でもありました。
少しでも皆様のお力になりたいと思い、今回もご紹介させていただきます。
「トイレの便器内からの異臭」というご入電がありました。
入居者様からお話を詳しくお伺いすると、帰省で1ヶ月程ご実家に戻られていたそうです。
そこで弊社が疑った原因としては、「封水切れ」という症状です。
封水とは....
トイレ排水管のS字部分(トラップ)に水が溜まっていることで排水管内の臭いや害虫が上がって来ないような仕組み。
こちらが何らかの原因で便器に水が溜まっていない状況になってしまうことがあります。
今回の事例は1ヶ月程ご自宅を空けられていたということを考えると、封水が蒸発してしまって下水臭が上がってきたのではと予測しました。
しかし、封水切れになる原因としても様々あります。
封水の蒸発の他にもトイレタンク内部品の動作不良、便器の破損、詰まりなどが主な原因です。
水を何度か流せば改善するケースもございますが、詰まりであった場合は水が溢れてきてしまう可能性もありますので、まずは明確な原因特定が必要です。
今回のケースは現場作業員を手配し、封水が蒸発と断定しました。作業員により水を何度か流すことで症状は改善されました。
皆様でできる予防策としては、市販の「特殊蒸発防止剤」という薬剤で蒸発を抑えられる方法もございますので、長期間ご自宅を空けられる際は使用してみるのも一つの方法です!
以上、トイレの異臭に関する事例でした!