3.11
あれは確か専門へ通っている最中だった。
電車が丁度停車している最中に揺れた。
あまり揺れの大きさが分からず
とりあえず駅を降りた。
色々交通情報が出てき始め、動かないとのこと。
マックで待機することにした。
当時付き合っていた彼氏はわたしと同年代だった。
付き合いたてでラブラブなはずなのに、
彼は大丈夫か?無事だったか?
の一言が無かったのだ。
期待していたのかもしれない。
ただそこで愛情を感じたかっただけなのかもしれない。
いくつかの、かもしれないが当てはまった。
なんで大丈夫って連絡くれなかったの?
からマックの中で座りながら携帯ごしに
ケンカをしてしまった。
わたしは3.11の後に衣類なども提供したり、少々だが募金もした。
被災にあわれた方々にはお悔やみを感じている。
しかし、自分自身の恋愛も崩れてしまった記憶の方が未だ記憶に残っているのは確かなんだ。
これは21歳のこと。