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物件の見せ方で反響を上げる②
こんにちは。
不動産のセレクトショップ365LIFEの古橋です。
前回に引き続き、今回も「物件の見せ方で反響を上げる」について書きたいと思います。
前回の記事で説明しましたが、いわゆる”普通”の物件が全体の8割というお話をしました。365LIFEをスタートした2015年当初は今ほど不動産のIT化が進んでおらず、空室情報もFAXでしたし、物件資料もFAXという時代だったので、家賃と広さなどの条件を確認して物件に到着したら普通の物件だったということが多々ありました。今ではWEBで写真を確認してから掲載するか判断ができますが、現地に行かなければ分からない時代だったのです。
とんがったおしゃれな物件が全体の2割ぐらいと考えたときに、365LIFEでは当初よりすべておしゃれなリノベーションされた物件のみを掲載して成り立つとは思っていなかったため、WEB上の見え方をコントロールできるような仕様にしました。それはデザイナーズやリノベーションのおしゃれな物件はWEBトップを飾るPickupに表示し、普通だけど良い物件は新着のみに表示し、普通で悪くない物件は検索だけで表示するようにしました。表示を3層構造にすることによって、おしゃれな物件を取り扱っていることを表現したのです。
住まいは内装のデザインだけで決めるものではありません。普通に良い物件はしっかりと吟味して掲載をすることで、顧客の要望に応えることにしたのです。
また、おしゃれな物件だけ掲載してもお客様は比較検討ができません。365LIFEの基準でセレクトした普通に良い物件も掲載することで、その良さが引き立つこともあるし、デメリットを感じることもできるのです。
ただ一つこだわったのは必ず現地に行って撮影して記事にするということでした。現地に行ってみないと分からないことは不動産のIT化が進んだ今でもあります。目で見たこと、耳で聞いたこと、実際にその空間に立って感じたことなどを記すことで、メリットだけでなく、デメリットもしっかりと確認して気になることがあれば書きます。
普通の物件たちも現地に行って実際に見ることでいい点に気づくことができるのです。内装が普通の物件でも、不動産物件はその立地や建て方、接道状況、周辺環境、駐車場の区画など判断材料にすべきことがいろいろありますので、まさに百聞は一見にしかずです。
365LIFEではスタッフ専用画面で記事それぞれのPV数を確認できるようになっているのですが、アイキャッチの写真とキャッチフレーズでPV数が大きく違います。これがズバッとハマると1カ月で2,000PV以上行く記事もあります。
お客様が一つ一つの記事に興味を持っていただき読み進んで行くうちに、引っ越しを検討していない層も「こんな家住んでみたいな~」となり、引っ越し検討層に入っていきます。
実際に見ているだけのお客様も相当数いると思うのですが、物件選びを楽しいものにしたい365LIFEとしては大歓迎で、将来的にそのお客様が365LIFEで物件を選びたいとなってくれればうれしいなと思っています。
だらだらと書きましたが、まとめると365LIFE的な物件の見せ方で反響を上げるとは以下だと考えています。
センス良く物件をセレクトする。
サイトは3層構造でトップの見栄えをよくすることでサイトを回遊してもらえるようにする。
アイキャッチ画像とキャッチフレーズに魂を込める。
現地取材を行い、記事で伝える。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。