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色んなわたしの集合体
過去に綴った言葉や文章をたまに読み返すことがある。
今まではなんだか気恥ずかしくて、それは心地よくない行為だった。
書き直したいほど稚拙で、嫌になって消してしまったものもある。
けれど最近その感覚も変わってきている。
どういう風に変わったのかというと
”色んなわたしの集合体”
だと思うようになったことが一番大きい。
ある時は、ゲームの陽キャのような明るさで。
時に仙人のような悠然とした
雰囲気をまとっていることもある。
子どものように感情をむき出しているときもあれば
陰キャの極みか?というほど
暗く重たい空気感を醸し出しているときもある。
私という人物は一人しか居ないのに。
こんなにも色んな多面性を見せる”わたし”という存在は
とても面白い人ではないのか。
そんな自分に気づいて初めて私自身に興味が沸いた。