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存在に感謝が芽生えるとき
「何がなくてもありがとう」
「感謝をすることが大切だよ」と言葉で聞くと、
「とはいえ」「そうは言ったって」「感謝してるし」
と、素直に受け入れられない気持ちが沸いてくる。
そうなると、素直に感謝できない自分を責めたくなる。
「感謝できない自分はなんてダメなんだろう」
「だから自分はしあわせになれないんだ」
そうやってどんどん、自分を自分で追い込んでいく。
神さまは「いやいや、そんなことは言っておらんよ」と言っているのに。
「目に見えるもので判断してはいけないよ」
それは受け取る人によって180度、意味が変わるものだから。
言葉も活字になってしまえば
目に見えるものと同じくくりになってしまう。
だから、言葉を安易に信じてはいけない。
どんなときも大事なのは見えない方。
どの立場の人が
どのステージにいる人が
どんな世界を創り出している人が
どんな気持ちを込めて言っている言葉なのか
見えている方ではなく、見えない方を基準に選ばなければ
自分にとって必要なものかどうかは判断することができない。
冒頭のように今、感謝が受け入れられないときは、
無理して「感謝しなきゃ」と受け入れる必要はないということだ。
今の自分には受け入れられないものは無理に受け入れる必要はない。
大事なのはいつだって、自分が感じる感覚。
イコール、感謝が要らないと言っているわけではなくて。
そう思えない理由、原因がなにかを知る必要があるということ。
素直に受け取ることが出来ないのはどうしてかな?
拗ねてるんかな?
もっとどうしてほしかった?
本当はどう思ってる?
世間や周りの目が気になって言えないこと。
自分にすら言うのはダメだと禁止していること。
自分に対して、反発している自分自身の芽を摘み取り、
「なんで生えてくんねん!」って芽が出てくることを否定するのではなく。
「そうやんな」って受けとめることが
”わたし”と繋がるとても大切な一歩に繋がっている。
「寂しかった」
「悲しかった」
「辛かった」
その自分の素直な気持ちをしっかりキャッチすること。
それができたら、自分の存在を昨日よりは身近に感じることができる。
今すぐに感謝できなくてもいい。
大丈夫。
感謝できないからって地獄に落ちたりはしないから。
大切なのは、どんなときも”わたし”の味方であること。
それがわたしを愛でること。
どんな人も。
どんなことを成し遂げた人も。
生きている限り、神さまのように聖人君主にはなれない。
だけど、忘れないで。
あなたの中に神さまと同じ存在である”わたし”がいるということを。