365日ライカ:245 写真は放っておいたほうがいい
このnoteを始めたばかりの頃、撮った写真を1ヶ月見ないという話を書きました。
しかし、このnoteをしばらく続けていくうちに「載せる写真がないなー」となり、撮ったばかりの写真をパッとレタッチして出すことが増えてしまいました。
正直、このワークフローは良くないなと感じてます。
Leica M10-P Apo-Summicron M f2/50mm ASPH.
というのも、「作品」として扱う写真が激減してしまいました。
反射神経で撮った写真の山から、“視点”を持って複数枚拾い上げて編集することで「作品」とするのが自分のスタンスではありますが、撮ってすぐに調整したり世に出したりすると、なんか別物になってしまう気がするんですよね。
Leica M10-P Apo-Summicron M f2/50mm ASPH.
気分の問題かもしれませんが、気分は何より重要です。
Leica M10-P Apo-Summicron M f2/50mm ASPH.
とはいえ、原因はこのnoteというよりも、昨年の緊急事態宣言以降あきらかに仕事での外出が減ったのが直接的な影響を及ぼしていると思います。
Leica M10-P Apo-Summicron M f2/50mm ASPH.
取材や打ち合わせなどでちょっとした外出をする、電車に乗る、知らない場所に行く。時には出張する。
そんなことがいかに自分の写真にとって重要なことだったかを痛感します。
Leica M10-P Apo-Summicron M f2/50mm ASPH.
自分の意図がほとんど介在しない外出。
それが重要だったんだな、と。
Leica M10-P Apo-Summicron M f2/50mm ASPH.
とはいえ、あと一年は自宅でのデスクワークが中心となりそうな予感。
何か新しいアプローチを考えたいところです。
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