365日ライカ:045 白背景でモノを撮るコツ
外出自粛状態の昨今、多くのフォトグラファーや写真愛好家が自宅での物撮りに励んでいる様子が、SNSを通して伝わってきます。
僕もその一人として、毎日何かしらの撮影を行っています。
ライフスタイルメディア「SATYOUTH」のために行っている撮影も、そんな試みの一つ(ほぼ毎日更新していますのでぜひご覧ください)。
白背景には「大きめのスチレンボード」を1〜2枚使用
Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm
「SATYOUTH」では媒体の基本ルールとして、白背景で俯瞰もしくは正面からの撮影を行っています。
背景に使っているのは白いスチレンボード。
基本は1枚だけで、その上に被写体を置いて俯瞰撮影しています。
Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm
このように直立させて撮影したい被写体の場合、スチレンボードを2枚組み合わせて背景&地面として撮影しています。
1枚をレフ板がわりに使うこともできるので、やはり2枚以上用意しておくと便利だと思います。
フラッシュで反射と影を調節する
Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm
「SATYOUTH」のための撮影は、自然光をメインライトとして全体の雰囲気を作りながら、影を薄めるために「Profoto A1」の天井バウンスをフィルライトとして軽く当てています。
また、照明は影をコントロールするだけでなく、光沢ある金属や、マットなゴム素材など、質感の表現にも役立ちます。
Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm
光源の面積によって反射が変わるので、直当てやアンブレラ、天井バウンス、などいろんな方法を試してみるのをおすすめします。
水平垂直が大切
Leica SL, Vario-Elmarit-SL 24-90mm
昨日の記事では水平垂直の大切さについて書きました。
俯瞰や正面での物撮りにおいては、なおのこと水平垂直は大切となってきます。特に直線的なモノなら尚更ちょっとした構図の歪みが目立ってしまいます。
理想的にはテザー撮影を行いたいところですが、ライカSLのテザー撮影が不安定なのと、「SATYOUTH」のほぼ毎日撮影に合わせて手持ちがデフォルト(ライカSL2が欲しい…)。
せめてもと、EVFや背面液晶にグリッドと水準器を表示させて撮影しています。
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