365日ライカ:027 「気づけば、花を撮る」問題
自宅で過去の写真を整理していると、あらためて気づくのが「花の写真が多いな」ということ。
花の名前なんてほとんど知らないのに、花を撮っている。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
以前から「自分、妙に花を撮ってるな」と思っていたのですが、なんとなく凡庸な感じがして自分としては引っかかっていました。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
ですが、ヴォルフガング・ティルマンスがインタビューで「花はよく撮る」といった内容の話をしているのを読んでからは「そうだよね」とあっという間に開き直りました(笑)
そう、花や植物は「撮るもの」なんです。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
建築家であるガウディが自然から着想を得続けたことを考えると、身近にある“完璧なイメージソース”なのかもしれません。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
外見も中身も、ある種の“作品”。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
もちろん、“性”との結びつきもあるでしょう。
そう考えれば、創作のヒントはどこにでも散らばっているのだと感じられます。
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