365日ライカ:005 50mmの旅
旅行に行くとき、どんなレンズを持って行きますか?
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
おそらく、多くの人がズームレンズ、あるいは35mmか28mm程度の広角単焦点レンズを選ぶのではないかと思います。
ズームレンズはひとまず置いといて、広角ならその場の雰囲気を全体的に押さえられますもんね。
でも、個人的に撮ってておもしろいのは、旅先でも50mm。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
自分のいるシチュエーションをパッケージするような広角と違い、50mmでは”切り取る”という感覚が強まります。
これによって生まれるのが、主観。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
能動的に主観で写真を撮ろうとすると、”観光客”という意識が薄れ、旅先の土地と自分との距離が近づく気がします。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
「こういうものなんだ」という認識から「これ、なんだろう?」という興味へ。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
そして、ありきたりな、Google画像検索出ててくるような観光写真とも、いやでも遠ざかります。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
自分が何に興味を持ったのか、何を面白いと思ったのか。
Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.
旅先で自分を知る。
そんなことができるのも、50mmの一つの魅力ではないかと思います。
365日ライカや写真について更新していきます。 サポートは今後のnote執筆に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。