
【365カレーお遍路】本編6:お遍路メモ日記(22〜26日目)
今回も私の投稿を読み始めてくださいまして、ありがとうございます。
やめたい気持ちになることも何度もある…
みたいなことを書いたかもしれませんが、最近は早く終わらせたい気持ちがだんだん強くなってきました。
基本的に歩きお遍路にして非効率を受け入れているつもりが、どれだけ効率的に歩き進めるか?みたいな観点で明日とかの行動計画を考えようとしていて、我ながらびっくりします。
意味に追いつかれまい!
とも思っていますので、意味は無くてもいいんです。
でも、これまでの経験から、いつかの何かに必ずいい方向に反映されたりして、その時になって
あっ!?もしかして、このためだったのかあ!
とか
なにー!?ここにつながってたのね!
とか
そんな風に流れるようにできていると信じています。
そうなって欲しいと願ってもいます。
これまでの投稿だと、どんだけしんどいんだよ!やめちまえ!みたいな、言わばネガティブな雰囲気を漂わせてしまいましたが、楽しいことももちろんあります。
そして、ネガティブが必ずしも悪いとも思ってないかもしれません。
そんなこんな、いつやめてもいい自由と、最後までやり遂げる自由と、両方とも抱えながらまたしばらく歩きます。
以下は例によってメモ日記です。
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2021/10/26 22日目 41番〜43番
朝カレー:ヤマザキカレーパン
野宿明けの朝にコンビニのイートインコーナーで朝食がなんだか嬉しい
人体の自動修復機能はすごいかも
明るくなる前から歩きはじめた
直感的にやばい感じの逆打ちお遍路さん
福島の原発の近くが故郷で帰れない10年で53回目のお遍路(真偽不明)
いわくお遍路の事故や盗難は発表されない(真偽不明)
某お寺で荷物も現金も丸ごと盗難された(真偽不明)
90歳のおばあちゃんに近道だと教えてもらって山道を行った
今夜も遍路小屋(お接待のみかんが置いてある!)
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2021/10/27 23日目 なし
朝カレー:ファミマのカツカレー
なんかnote読み返したらあまりにもネガティブっぽい
けっこう楽しい瞬間もあるからそれも書こう
昨晩と今朝のこのエリア(愛媛県宇野市)の学生さんはみんな気持ちいい挨拶さわやか
すごく励みになる
それにしてもすごい霧
晴れ予報に裏切られた気がしてなんだかなあ
途中で温泉施設に寄る
お遍路で温泉が好きになった
お遍路やめて温泉に入っていたいというのは半分冗談 半分
しばらくお店とか無さそうなので明日の昼飯くらいまで買いだめ
持ち歩くのが重い
今日も40kmくらい歩いたのかな
今夜は善根宿 壁があるのはありがたい
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2021/10/28 24日目 44番
朝カレー:ローソンのカレー2種
朝晩は息が白い
道の温度計は5℃を表示していた
これからの野宿の防寒対策
マットがぺらぺらになってる
足腰の疲れはあるけど歩く痛みはだいぶ減った
過程 結果 自分 他人
近づきすぎると見えなくなる
友達からか「気持ち良さそう」とメール
きれいな景色 美しいと思う思わない 感動するしない 意味は解釈しだい
ようやく半分44箇寺
でも距離的には700km超えている
風呂無し野宿かなーと思っていたら日帰り入浴可能な温泉があると教えてもらった
そこを目指すだけでも足が軽くなる
まじ温泉が好きになりそう
温泉からの東屋野宿 高原の寒さにたえられるか?
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2021/10/29 25日目 45番〜50番
朝カレー:ファミマのカレーパン2種
夜カレー:いんでいら
野宿場所で他のお遍路さんと一緒になった
大きめな荷物をゴロゴロ
それぞれのお遍路
その人なりのお遍路
脚が痛い 特に足首が痛い 無理させすぎたか
体と相談しながら進みます
松山市内に入った
キョロキョロしていると、どこに行きたいか言ってないのに謎に道を教えてくれる
昨日の夜は地べたに寝てたのに
今日は立派なホテル(お接待で取っていただいた)
この振れ幅はけっこうおもしろい
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2021/10/30 26日目 51番〜53番
昼カレー:松山プネウマカレー
夜カレー:かねと食堂
歩く力や歩きつづける力は増してきているけど回復スピードが早まったわけではないからしっかり休む必要もありそう
世界の感じ方が少し変わって自分でそれを好ましく思っているけれど同時に前の感じ方はもうできないということでもある
恩送りを念頭に置いて
押しが強い先達さん7回まわったそうだが…
観光地への興味関心
運動会やってた 誰かの故郷 誰かのイベント 誰かの暮らし
昨日あたりからザックのフィット感がすごくいい
お風呂の気持ち良さ
目の前の人が作ってくれた飲食物の温かさ
バスツアーお遍路に遭遇 なんだかなあ
今夜は今治のビジネスホテル
2泊予約してイージーモードの体いたわりデイに
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今回もここまで読んでくださっているあなたは何を感じているのでしょうか?
そんなことも想像したりしています。
本当にどうもありがとうございます。
ではまた
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