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悪性の診断

※当時のことを思い出して書いてますが、記憶があいまいで間違っているところもあるかもしれません。

前回…マンモグラフィがきついって話しかしてないけどこちらです🤣

スマホに病院から連絡があったため、予約日より早くクリニックにいった。

こないだの検査の結果を見ながら医師が言った。

「悪性ですね」

ですよね〜〜〜
想像していたとはいえ、「悪性疑い」ですらなく、迷いなく「悪性」なんだ。※
まぎれもなく悪性🙄

※判断区分があり、検体適正であれば、「正常・良性」「鑑別困難」「悪性疑い」「悪性」に分類されるらしい。

「ショックだよね…でも、いまは乳癌は治療法がちゃんとあるからね」
「気落ちしないでね」

考えていたとおりだったので、とくにショックは受けていなかった。
と、いうか、何も考えていなかった。
しかし、このクリニックの医師や看護師は「大丈夫?」だの、「落ち込まないで」だの、心配の声をかけてくる。

えっ、そんな心配な状況なの!?
逆に心配されて気落ちしそうなんだけど。
急激に不安になってきた。

腫瘍ということで、さらに組織診をすることになった。

「こないだより太い針なので痛いかもしれません」

ひい〜〜💦
こんな太い針。
そして胸(2回目)

「うちでは手術できないから、病院の希望があれば言ってね、紹介状書くからね」

あーやっぱり手術が必要な段階だよね…触ってわかるレベルのしこりだし。

まあ、実は「がんの専門病院」はもともと検討していた。このクリニックを選んだのは、そのがんの専門病院と提携しているからなのだ。

でも、ほかにいい病院があるならそっちも比較検討したい。。

「この専門病院を考えていたんですが、おすすめの先生とかいますか?」

「うーん…直接の知り合いとか会ったことがあるとかはないけど、、患者の連絡をしたときにO先生は丁寧で返信が早くて良い先生だと思ったよ」

「なるほど、ありがとうございます。ちょっと考えてきます」

組織診の結果を聞き、紹介状を書いてもらうために予約をとって帰った。

家に着くと私は早速前職のS先輩に連絡した。
S先輩は、私より10年上で、一緒に働いていたときに38歳で癌になって入院していた。

ちなみに私は、しこりを見つけたとき38歳。
連絡したときには39歳になっていた。

癌になった母方祖父、父方祖母そして義母は、漏れなく癌で亡くなっている。
私の知るかぎり癌になった親戚は100パーセントその癌で亡くなっているわけだ。

だが!

私には、癌罹患経験があって生きている唯一の知り合いS先輩がいる。
しかも発覚の年齢も近い。

久しぶりに連絡をとって、相談したいと思った。

次回はこちら

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