ねこもみ
カラダだけじゃなく、ココロが寒い日にも
「ねこをもむ」と決めている。
なでるだけじゃ、もったいないから。
三番目のうちの子は、お姉ちゃんの守り神としてお迎えした「ねこ」
お姉ちゃんがココロを病んで外に出られなくなってしまったとき、
一目ぼれして連れてきた「ねこ」
(見)守り神として選ばれし「ねこ」なんだ。
守り神は、たった700グラムのやせっぽちだったけど、
泣いているお姉ちゃんの肩にのり、
寝ているお姉ちゃんのおでこをなめ、
食べているお姉ちゃんのひざの上にすわり、
ちゃんと守り神の役目をはたしてきた「ねこ」
「ねこ」の成長とともに、
おねえちゃんのココロも成長し、
二人仲良く「ちょっとおとな」になった。
寒い日には、家族みんなで「ねこもみ」をして、
守り神から「ぬくもり」をもらっている。