みちのく潮風トレイル コースガイド 42/50 石巻市/東松島市 石巻中央港~野蒜駅
こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。
この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。
北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。
各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。
記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。
みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓
基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)
(この記事は2022年10月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)
■石巻中央港~陸前山下駅
今回は、みちのく潮風トレイル宮城県 石巻市の石巻駅周辺から、東松島市の野蒜(のびる)周辺までの区間を紹介します。
ほぼ市街地の舗装路ですが、通しだと30㎞越え区間なので、なんだかんだと7~8時間必要となります。
実際は、石巻中央港から石巻駅周辺や、陸前赤井駅の辺りで、行程を分けることが多いかと思います。ルートはJR仙石線にだいたい沿っていますので、セクションハイクの区切りは付けやすいほか、石巻市街地は特に南下の場合は久しぶりの大きな市街地ですので、ゼロデイや補給拠点にもしやすいです。
石巻市は市町村合併により広いエリアになっていて、しかもそのエリア内をかなりくまなくトレイルルートが通っているため、みちのく潮風トレイル全線の市町村の中でも最長の区間になっています。(航路を除いても130㎞ぐらいあります。次点が気仙沼、3位が宮古になると思います)
この北の北上川河口付近や雄勝半島も石巻市で、女川町が飛び地のようになっているところをトレイルは南下して、再び石巻市の牡鹿半島に入って抜けていきます。
石巻市街地の北のスタートは、その牡鹿半島の先端の鮎川港から、網地島・田代島を渡航してきた網地島ラインの船の発着所になる、石巻中央港です。
石ノ森萬画館の中州に渡る手前、というほうがイメージがつきやすいかもしれません。
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