みちのく潮風トレイル コースガイド 34/50 気仙沼市/南三陸町 陸前小泉駅~志津川駅
こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。
この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。
北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。
各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。
記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。
みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓
基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)
(この記事は2023年5月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)
■陸前小泉駅~行者の道
今回は、気仙沼市 陸前小泉駅から、南三陸町に入って志津川駅までのセクションを紹介します。
この区間は、全線でも随一の里山風景が続きます。途中で登る田束山(たつがねさん)は低山ですが、登山道の行者の道は雰囲気たっぷりで素晴らしく、頂上からの景色もリアス海岸一望な美しさ。行者の道に至るまでの車道歩きがちょっと長くて単調ですが、それ以上の見返りがあると感じます。
いっぽう、南三陸町の志津川周辺は震災被害が大きかったエリアの一つで、復興が進みつつある街並みと震災遺構に見どころがあります。
ただ、この区間はBRTに脱出できるまでの距離がかなり長く、通して歩くと30㎞7時間近くかかります。
途中でBRT歌津駅に抜けることにするか、または住民バス(平日限定)を使うか、あるいは入谷地区にいくつかある宿泊施設で日をまたぐか、のほうが、現実的なように思います。
この一帯から女川町までの範囲は、公共交通機関が少ないため、セクションハイクではかなり知恵を絞っていく必要が出てきますね。
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