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みちのく潮風トレイル コースガイド 17/50 山田町 岩手船越駅~船越半島~岩手船越駅

こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。

この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。

北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。

各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。

記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。

みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓

基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)

(2023年6月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)


■岩手船越駅~霞露ヶ岳(かろがだけ)神社

今回のコースガイドは、みちのく潮風トレイル、宮古の南隣、山田町のうち、太平洋に突き出した船越半島を一周する区間です。
船越半島は、全線にいくつかある難所の一つですね。体力的な難しさもさることながら、時間的に1日で回り切るのは難しい。
かなり!頑張れば一日で回れます。文字通り丸一日かかりますが。(10時間以上コース)
となるとスルーハイクならちょっと頑張って回り切りたくなるし、セクションハイクだと2回以上に分けるのが無難ですが、なかなか区切りやすい場所が少なく、悩みどころですね。
宮古の重茂半島ぐらい広大だと絶対に1日では回れませんのであきらめがつきますが、微妙に10時間を越えるかどうかになってくると、悩ましいですね。

私が実際に歩いたときは、船越半島の根元にある三陸鉄道の岩手船越駅近辺を拠点にし、途中の漉磯海岸を区切りにしてセクションを2回に分けました。トレイル以外のルートを使ってそこまで行って戻ってというロスは生じるのですが、だいたいそんな感じになることが多いかと思います。

距離だけでいえば、船越半島一周はだいたい40㎞弱です。ただ、平坦ではなくて途中に標高500メートル級の霞露ヶ岳(かろがだけ)と、300メートル近い牛転峠という山場が二か所あります。
また、宮古の重茂半島と同じく、途中に休憩施設や飲食店、お手洗い、その他、店舗がほとんどありません。そういう意味でも、しっかり備えて2回以上に分けるのが無難かな、と思います。

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