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みちのく潮風トレイル コースガイド 30/50 気仙沼市 唐桑郵便局前~唐桑半島~早馬神社

こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。

この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。

北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。

各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。

記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。

みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓

基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)

(この記事は2023年10月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)


■唐桑郵便局前~半造

今回は、気仙沼市 唐桑半島を一周する区間のセクションハイクの紹介です。
ほどほどに自然歩道があるほか、リアス半島ならではの雰囲気が漂う変化が多いコース。津波石や奇岩もあって、見ごたえがあります。

このエリアは、公共交通機関が、気仙沼市街から唐桑半島へのミヤコーバス路線バス御崎線のみとなります。陸前高田方面からの大船渡線BRTは、ちょっと北側の唐桑大沢駅しか通りませんので、高田方面から来た場合はどこを区切りにするか、悩みどころですね。

唐桑半島自体は、巨釜、半造、唐桑半島ビジターセンターの各所に駐車場もあります。いずれもバス区間でもあるので、そのどこかをスタートゴールにして一周するのがセクションハイクとしてはお勧めです。
寄り道なしだと、だいたい20㎞6時間ほどで一周できます。

また、南端の唐桑半島ビジターセンターからは、唐桑オルレのコースもあります(オルレはトレイルより短めの区間を回る、韓国発祥のハイキングルートの名称です)。オルレのほうは半島の半分ぐらいを、トレイルよりも細かく回るような感じです。特に半造の辺りは、トレイルは通り抜けるだけですがオルレはかなり寄りますね。
オルレの整備もあるためか、自然歩道の区間もかなり歩きやすい道になっていますが、オルレから外れているところは草がかなり生えている場所もあります。また、オルレがあるためにトレイルとしては標識類はかえって紛らわしいこともありますので注意が必要です。

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