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みちのく潮風トレイル コースガイド 32/50 気仙沼市 鹿折唐桑駅~大谷海岸駅

こんにちは。岩手県宮古市あたりを中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。みちのく潮風トレイルは南下と北行それぞれの向きで全線を2回踏破しています。
ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。

この記事は、みちのく潮風トレイルを実際に歩いた経験と写真などに基づく、コースガイドです。全線を50セクションに区切って紹介しています。八戸から南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介していきます。ルートが分かりづらい場所の写真には矢印を描き入れています。矢印はあえて手描きの書き殴ったようなへたくそな描き方をしています。きれいに描くよりそのほうが伝わりやすい感じがするからです。

北のスタート1番目の八戸セクションと最後の50番目の相馬セクション、この2つの記事はお試し版として無料公開しています。それ以外の記事は有料記事となります。各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。

各記事は、何年もかけて、何度もルート上を両方向から歩き続けていて、現在もなるべく常に最新の情報への更新を心掛けていますので、そのためのご支援としてご理解ください。

記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
購入済の記事がすでにある場合も、一括購入は必ず5,000円です。

みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓

基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)

(この記事は2023年8月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)


■鹿折唐桑駅~気仙沼駅

今回紹介するのは、みちのく潮風トレイル宮城県 気仙沼市 鹿折唐桑駅付近から大谷海岸駅の区間です。
この区間は、気仙沼の市街地区間で、ほぼ全線が舗装路です。防潮堤工事や区画整理が2023年現在でも続いている場所があり、頻繁にルート変更や迂回が入りますので、みちのく潮風トレイルクラブ公式の注意情報をマメにチェックしてください。
舗装路ルートですが、見どころは、気仙沼の市街地風景そのものや岩井崎、今回のゴールにしている大谷海岸など、たくさんありますよ。

鹿折唐桑駅が大船渡線BRTの駅で、次の気仙沼駅は大船渡線BRTの終点。そこから南は乗り換えで気仙沼線BRTとなります。
乗り換えなので、出来れば気仙沼駅をセクションの拠点にしたいところですが、気仙沼駅はトレイル本線からはだいぶ離れています。ちょっとセクションの境界としては悩ましいですね。
気仙沼市街地でトレイルルートとのアクセスが便利なBRTの駅は、大船渡線BRTなら内湾入口(八日町)駅、気仙沼線BRTなら南気仙沼駅になるかと思います。
また、ミヤコーバスの路線バスもこの辺りを走っています。トレイルと絡めやすいのは、唐桑半島への御崎線と、気仙沼大島への大島線。
それぞれ、気仙沼市街地中心部では、田谷本郷バス停(→南気仙沼駅)か気仙沼駅、気仙沼市役所(→内湾入口)あたりのバス停が、トレイルルートやBRT線との接続には便利です。
また、BRT鹿折唐桑駅のすぐ近くには「鹿折唐桑」バス停がありますので、そちらも乗り換えには便利ですね。(余談ですが同じ場所にある岩手県交通のバス停は「鹿折駅前」バス停で、なぜか名前が違います)

気仙沼線BRTの、南気仙沼駅から南は、トレイルとBRTはだいたい並走していますので、そこからはセクションハイクは区切りやすいですね。
気仙沼市街地から大谷海岸まで、だいたい30㎞6時間~ぐらいが目安になる区間かと思いますが、市街地なので寄り道も多くなると思いますよ。

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