箙奼
こんにちは。
皆さんパラレルワールドは信じますか?
私は信じます、というか信じざるを得ないって感じです。勝手に思っているだけですが。
人生は気が付かないうちに選択をさせられていて、その選択によって今後の日常が変わってくるわけです。
もしあの時に違う選択をしていれば、と思った瞬間にその違った選択をした世界ができていることに気が付く、程のレベルです。よく映画とかである、タイムスリップして本来の今に起きている問題を解決すべく行動する、みたいな話、あれは過去に戻ってその時の選択を変えるわけですから当然未来も変わる。ただ、それは今に戻ったときにそのまま適用されるのか、と言ったらそういうわけにもいきませんね。
極端なたとえでいうと、現在の世界で親が憎くて仕方ないから、過去に戻って親を殺してしまおうと思い立ったとします。仮に実行したとして、その親から生まれてる子供はどうなります?
この時点で並行世界が、最低でも3つ以上に増えることはわかりますか。親の生きてる過去、親が死んで子供がそのまま残った過去、親が死んで子供が現在に帰ってしまった過去。現在に関しては、元居たところに戻っても親は生きています。そうでないと矛盾が起きてしまうので。だとすると、親が今まで通り生きている現在と過去で殺したものがそのまま成長した現在、2つの世界が存在することになる。
じゃあ過去に戻って殺したことは意味がなかったのか、というとそうかもしれません。
というように1つの選択肢でここまで世界が増えてしまうんです。
そりゃ宇宙も膨張するわ。
ただ、物事の仕組み的に、最適なところに多くが集まる、ということがあるので、その瞬間その瞬間で選択に公開することがあっても、最終的にそれが最適だった、みたいなことになると思います。
逆に言うと、どんなに不幸でも、現在の世界線では現状が最適ってことです。
そう思ったら、いろいろとあきらめがつくし、なにかを気にして生きることもないな、と思います。
もちろん自分の力でコントロールできることも大いにありますが、多くのことが不可抗力。特に他人がかかわってくるとさらに難しくなっていきます。
そんな時間の中で私にできることは、未来の並行世界を作って、なるべく自分にとって最善となるように選択をしてあげることだと思います。
そうすれば選択は自分の責任だし、あらゆる未来を創造するために視野も広がるし、いいことづくめじゃないですか。
ところで話は変わりますが、私は以前から期待することの怖さについてお話してきました。
にも拘わらずまたお話を持ち出したということは、また間違ったんです。
人の言葉を真に受けて、ほんのちょっとでも期待してしまったら、案の定裏切られるわけで、そんなことはわかっていたのにという自分に激しい自己嫌悪を覚えました。一人前にダメージ喰らっちゃって。
こうなることなんて初めから予想できたはずなのに。本当に愚かです。
期待していいのはモノだけ。
でも誰かに縋りたい。
このことについて思考停止というか思考放棄をしてしまって前に進みません。とりあえず自分から求めに行くのはやめます。保身のためでしかないけど、私の心には重すぎる。弱いので耐えられなくなってしまうんです。
それなりに生きてればなんかいいことあるかなって。幸い話を聞いてくれる人は何人かいるので、そういう人たちを大切にしていきたいなと思いました。
それこそ自分の並行世界をしっかり見極めて、パターンなんてそう多くはないんだし、
もうできる限り絶望はしたくないです。
次への教訓になることは間違いないけど、制限をかけてしまうのでなりふり構わず生きられるように、というところを今後は心がけていこうと思います。
人に与えたものは基本的に帰ってこないものと思って。やさしさなんかは特にそうですね。相手が自分に何か施してくれるかもしれない、なんて思っちゃいけない。その人にとっては当たり前のことかもしれないし、全然足りないかもしれない。
深入りしすぎないようにしよう。消えるときに余計な感情を生むだけじゃないですか。
そろそろ学習しないといけない時期だと思うんです。