【思考】「自ら考える」の育て方(3選)
(1)3+2=□ (2)○+△=5
(1)も(2)も答えは「5」ですね!
ここが日本の教育のおしい点です。今日はこの点について書いていきます!!
日本の教育は、幼い頃から「答え」を出すことが求められます。
この結果、子どもがどのような思考で育つのかをS☆パパなりに考えていきます!
ということで今回は、S☆パパが35☆ともに、このブログを借りて書いていきます!!
それでは、まず簡単なS☆パパの紹介です。
・1987年生まれ
・高校3年生から少年サッカーコーチをしている
・子どもの指導人数延べ3000名以上
・子どもの自主性・主体性について考えている
・”質問”の有用性に興味をもち子どもと学び中
【結論】子どもが「自ら考える」の育て方<3選>
①大人の勝手な優しさの思い込みで積極的に教えない(緊急時は別)
②子どもが学んできたことを基に、テスト問題を作ってもらう
③大人が答えを教えるのではなく、答えを導きだせるように質問をする
①大人の勝手な思い込みで積極的に教えない(緊急時は別)
こんなことありませんか?
「お腹が空いた」のだろうと思って
子どもに何か言われる前に先に気づいて食べ物を出してしまう。
「喉が渇いたのだろう」と思って
子どもに何か言われる前に先に飲み物を出してしまう。
このような結果、
子どもが自ら考えることや
自分の言葉で相手に思いを伝える機会を
奪ってしまうこと
になりかねません。
自分の思いを言葉にして人が分かるように伝えようとすることで、
頭の中で思考が整理されます。
②子どもが学んできたことを基に、テスト問題を作ってもらう
子どもに親向けにテストを作ってもらいます。
子どもは楽しみながら、考えて作ってくれます。
「どんな問題にするといいかな?」
「どんな答えになると面白いかな?」
こんな風に、頭の中で考えながら問題を作ることで
不思議なことに自然と問題の理解度が増していきます。
③大人が答えを教えるのではなく、答えを導きだせるように質問をする
問題に気づいていない場合は、問題に気づけるように問いてみる。
問題の改善方法に気づいていない場合は、改善方法に気づけるように問いてみる。
「あなたはどう思うの?」
「どうしたらよくなるかな?」
このような質問の積み重ねにより
質問を学ぶことで、誰かに問われなくても
自分で自分に必要な質問を適切に判断することができるようになります。
この癖がつくことで
人生において
自ら考え、自ら行動できる人間になっていく
と思います。
高校生のころの理科の先生の話
化学変化の授業でした。
おじいちゃん先生でしたが、その先生は絶対に答えを配布しません。
「間違ってていい。分からなくていい。自分で考えて解いてみなさい。」
…先生の名前は忘れてしまいましたが、その先生の一種のこだわりですね。
当時は本当に困りましたが、今となってはそのときの先生の気持ちがよく分かります。
自分で仮説を立てて何度も考えること自体が大切なんだと。
その経験は大人になってからも重要な力です。
「答えをだすこと」よりも「問題をつくること」
世の中には、難しい問題を解いた人よりも
その問題を提起した人の方が注目されることが多くあります。
それは優秀な問題提起というのは、ほぼ答えが出ているようなものです。
「答えをだすこと」って?
生活の中を考えると、「答えをだすこと」は学校のテストのようなものをイメージしています。
誰かが考えて作った問題を、あなたが解くイメージです。
これは、問題を作成した人の意図が盛り込まれています。
いわば、他人の思考で考えられた問題です。
一方で「問題をつくる」の方はどうでしょうか?
「問題をつくること」って?
「問題をつくること」は、自分が発信者になり問題を作成することができます。
そこには、問題を解く人のことを創造しながら試行錯誤し、工夫された問題が生まれます。
「問題をつくること」の場合は
自分の考えを、まとめ、言葉として整理された状態で表出させること
を言うのではないでしょうか?
問題を自分でつくることで
必然的に自分で自分に質問する思考の流れができます。
実はこの過程が、とても重要だと考えています。
なぜ、自分で自分に質問することが必要なのか?
他の記事でも
「人生は自問自答の繰り返しでできている」
ことについては触れてきました。
今、このブログを見てくださっている人はきっとこんな感じです。
①ブログを探す(検索エンジンに何のキーワードを入力して検索しよう?)
②このブログを見つける(気になるブログを見つけたからクリックしようかな?)
③このブログを見る(何となく気になるから見てみようかな?)
…どうでしょうか?
このブログを見ていただく流れの中にも
自問自答を繰り返し、自ら「このブログを見る」という
人生を選択しているということです。
自ら問題を見つけたり、自分の解きやすいように問題をつくたりすることが
人生において大変重要なことになります。
おわりに
現在、ほとんどの答えはインターネットで調べてしまえば
正確に素早く分かる時代になりました。
だからこそ、
問題をつくることを通して、
質問を繰り返し、
理解を深めることが重要です。
最後にみなさんに問いたいことは
あなたにとって
「問題を解くこと」と「問題をつくること」の
どちらがワクワクしますか?どちらが楽しいですか?
子どもを育てる環境はとても重要です。
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