「特別支援教育」を知っていますか? 今回は誰にも必要な教育の原点について書きます。
今回は誰にも必要な「特別支援教育」について書いていきます。
「特別支援教育」と聞くと、何らかの障がいのある子に対して行う教育(支援)だというのが一般的な解釈だと思います。
しかし、それだけの理由で特別支援教育に対して無関心なのは
非常にもったいないことだと思うようになりました。
私がもったいないと思ったきっかけは育児です。
特別支援教育を学んでいたおかげで
我が子への育児にも応用することができました。
私にとってこれは大きなアドバンテージになりました。
これが「特別支援教育」は「特別」ではないと考えるきっかけになっています。
特別支援教育は
「その子らしさ」を見極め、その子の教育的ニーズを考えながら寄り添います。
育児中に子どもについて気になる行動があると
ネットで検索したり育児書や参考書、論文等を読んで調べたりすることがあると思います。
それはきっとあなたの参考にはなっていると思いますが、解決まで到達しないことが多いと思います。
なぜなら
目の前の子どもに適したかかわりは、その子をよく見て、たくさんかかわることでしか分からない
からです。
上記で示したように、特別支援教育は「子どものことを知ること」から始まります。
「なぜ」そのような行動が表出するのかから
「どうしたら」そのような行動が改善するのかへのチェンジが必要です。
大人の世界ではどうでしょうか?
私はこんな話を例に後輩たちに伝えることがあります。
もし私たちの仕事が会社だとしたら?
お客さんは誰になる?
私たちの商品って何だろう?
お客さんは何を求めている?
お客さんは商品にどんな価値を持ってくれている?
お客さんは商品を手に入れてどうなりたいと考えている?
…
大人の世界でも
まず相手を知ることから
始まります。
相手がどんな人で
何を求めて
欲しいものを手に入れて
どうなりたいと考えている人か。
特別支援教育にも通ずるところが多いと感じています。
学びを与えてくれます。
本来
「大人」と「子ども」
「上司」と「部下」
「先輩」と「後輩」の前に
「人」と「人」とのかかわりが根本であること
を忘れてはいけません。
特別支援教育は改めて、そんな”当たり前のこと”を教えてくれました。
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