会話の途中でちょっとごめん。
夫のセリフが古い。
夫は私より少しばかり年上であるが、家庭に謎の旋風を巻き起こしてくれる。会話のテンポは軽やかで悪くないけど、「ちょっと待って!それ誰?」「へー面白い。でも何?」って状態に陥りがち。
例文↓
「君は1000%」(きみはせんパーセント)は、1986年5月1日にバップよりリリースされた、1986オメガトライブのデビューシングル。1986オメガトライブの知名度を上げた一曲であり、リードボーカルのカルロス・トシキ在籍時のオメガトライブの代表曲である。
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ほうほう。カルロスと言えば、ゴーンかと思っていたが、トシキもいるのだ。では200%の安生洋二って誰だろ。
安生 洋二(あんじょう ようじ、1967年3月28日生)は、日本の男性元プロレスラー・プロ格闘家、現GLORYスポークスマン。東京都杉並区出身。
長州戦に関しては、この試合が決まるや「210%勝てる」と発言したが、試合はバックドロップ→リキラリアット→サソリ固めの連携でわずか4分05秒で敗れ、実況の辻義就アナから「問題になりません!」などと言われるほどの負けっぷりであった
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夫よ、正確には210%らしいぞ。
1000%って言い回しが気に入った娘のハトちゃんは、そのあとしばらく「1000%ムリ!」と多用して、その都度、夫から「オメガトライブかよ!」とつっこまれていた。
夫の言い回しが古いのは、我が家では市民権を得ている。すぐには分からないけど、なんか面白そうなことを言ってくる人という立ち位置だ。
会話の途中でも、分からない単語や言い回しがあれば、その場でどんどん検索して、ハトちゃんと情報を共有している。ノンストレスコミュニケーション。家族だから目の前で調べても失礼にあたらない。
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うちの職場に、3月まで大学生だった新人がいる。
ふと、思った。
「私の話してるトピックス、古いんじゃ?」
そう言えば…、
取引先の電話でしか話したことない方と初めて対面でお会いすることがあって、「やっと会えた」と表現したくて「文通相手と初めて会えた気持ちだ」と言ったら、頭の周りにたくさんクエスチョンマークが出ていた。
「メル友と会えた」と置き換えても、古さから脱却できていなかった。
『会話の途中ですが、ちょっと検索したい』
なんて、思っていたのかもしれないなあ。
次回、口をすべらした時には、「検索、どうぞ。」って言ってあげようと思っている。
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夫との会話のLIVE感が伝わるnote を置いておきます。
ハトちゃん(娘)と一緒にアイス食べます🍨 それがまた書く原動力に繋がると思います。