うちの子に限って!?そんな事あるはずない!信じたくない!でも、事実だった!
小学校を卒業して、
中学生になる事を心待ちにしていた
次女は、文房具を揃えたり、
リュックや、靴を新調して、
とても楽しみにしていました。
小学校で、
ソフトバレーをやっていたので、
中学生になったら、バレー部に入る!
とやる気マンマンでした。
そして、入学式。
3つ上の長女が、
卒業し、その学年の先生が
3人次女の学年の担任になっていました。
次女の担任は、
長女も好きな学年主任をしていた
男の先生でした。
5年生から、先生に運が無かったので、
良い先生だったから、安心しました。
でも、
仲の良いお友達が1人もいなかった。
と言っていました。
それでも、自己紹介カードを
楽しそうに書いていました。
苦手な絵も書いたり、
名前で呼んで欲しい!とか、
こんな事が好きです!
みんな、仲良くして下さい!
と、書いて、
ママ!見て!見て!!と
いつもなら、
絶対隠すようにしまっていたのに、
書き終わって、喜んで見せに来たので、
本当に楽しみにしているんだなぁ。
と思いました。
そして、部活もバレー部に入り、
委員会も、放送委員に
自ら立候補して、入ったり、
何もかも前向きに頑張っていました。
でも、コロナ騒動で休校になり、
ほとんど登校出来ないまま
1学期が終わり、夏休みに入りました。
2学期、9月からスタートしましたが、
娘は、今日ぼっちだった。
話せる子がいなかった。
誰とも話せない。
話そうとすると、違う子の所に行って
今日は、誰も話さなかった。
と言う日が続きました。
その時に、私ももっと、真剣に話を
聞いてあげていれば良かったのですが、
じゃあ、自分から、声かけてみなよ。
とか、
笑顔で、挨拶すれば大丈夫よ。って、
娘の気持ちに寄り添うところか、
あれやこれやと、提案してしまいました。
そして、
クラスで同じ部活の子がいないので、
バレー部を休むようになりました。
それでも、
バレーボール欲しいから買って!
シューズと、サポーターも欲しい!
と言うので、買いに行くと、
家の中でお姉ちゃんと、楽しそうに
遊んでいました。
でも、ユニホームが出来たけど
休んでいた娘は、
ユニホームを受け取っていませんでした。
そして、ついに、バレーボール辞めたい。と言い出しました。
何で?と聞くと、
体験入部した時と全然違った。
走ってばかりで、嫌だ。
自分のペースで走れず2列になって、
早さも合わせないといけないのは無理。
1年生は、まず玉拾いからだって。
声出さないと怒られるの。
先輩は、普段は優しいのに部活になると、人が変わったみたいに厳しいし。
と言っていました。
私は、そんなの当たり前よ。
みんなそうだよ。
そうやって頑張っていくんだよ。
と言って、続けさせようとしていました。
辞めたいと言って、休んではいても
家でお姉ちゃんと、バレーボールで
仲良く遊んでいるので、
ただ練習がキツいから辞めたいだけ
なんでしょ!
根性ないなぁ。と思っていました。
週1でやる、ゆる〜い部活に転部したい。と言いましたが、
私は、運動部にいて欲しかったので、
運動部への転部ならいいよ。
と言いました。
そのうち、
学校に行っても保健室で
過ごす日が続き、
早退するようになりました。
そして、朝起きれず遅刻するようになり、一緒に学校に行ってる子に、
もう、一緒に行かない。先に行ってて。
と言いました。
そんなある日、
他クラスの仲良くしてくれている子に、
ディズニーランドに行こう!
と誘われ、2人で行きました。
娘は、とても、楽しかったようで、
クタクタになって帰って来て、
死んだように寝てしまいました。
そして、その日を境に
学校を休むようになりました。
まあ、起こして、学校まで送るよ。
と言えば、行く日もありましたが。
なんで、ディズニーの日から
行かなくなったのか、不思議でした。
ケンカしたようには感じなかったけど、
朝ごはんを家で食べてから出かけて、
ディズニーでは、
チキンと、ポップコーンを歩きながら、
アトラクションの並んでる時に
食べただけで、ゆっくり座って
休憩をしなかったと話していたから、
普段の次女では考えられないぐらい
無理したのではないか?
とか、
その友達に合わせ過ぎて、
疲れてしまったのか?
とかいろいろ考えてしまいました。
学校に、行ってる時に娘の携帯を
チェックしてみると、
やはり、ディズニーから帰って来てからLINEは、していませんでした。
でも、学校の事、部活の事で
悩んでいないか?と聞かれていました。
次女は、その問いかけには、触れず、
大丈夫だよ。
としか返していませんでした。
1番仲の良い友達なのに、
相談も出来ないんだ。と思いました。
他の友達とは、
どんな会話をしているのか見てみると、 仲良さそうな子とは、
連絡取り合っていても、
やはり悩みを打ち明けるような子は
いませんでした。
そして、
よく、名前が出てくる男の子と
繋がっていたので、見てみたら
びっくりしました。
まず、目に飛び込んで来たのが、
お前、リスカやってるって本当?
え?リスカ?
え?何?
私が知ってるリスカ?
それとも、なにか違う意味があるの?
と、一旦、娘の携帯を置いて、
自分の携帯で、リスカとは?
と調べてしまいました。
でも、やっぱり出て来た内容は、
リストカット。
自称行為でした。
私は、心臓が飛び出しそうなぐらい
びっくりしました。
まさか、あの子が?
まさか、うちの子が?
まさか?まさか?
嘘でしょ?違うよね?
と、思わずにいられませんでした。
そして、確認するために、
またLINEを開くと、
ふざけた内容の後に、
俺、お前に聞きたい事ある。
真剣だから、真面目に答えて欲しい。
と、前置きして、
お前、リスカしてるって本当?
え?何?誰に聞いたの?
やっぱりしてんのか?
何で?
マジか!?
何回やってんだ?
えー?
5、6回かな。
お前が心配だから、言うけど
そう言うの、もうやらないでくれ。
どうしても、やりたくなったら
俺に言え!
うん。もうやんないよ。
と言うような内容でした。
頭が真っ白になりました。
娘に、確認する事も出来ず、
夫に相談もできず、
ママ友にも、友達にも
誰にも言えませんでした。
どうしたらいいか変わらなくて、
1人で、泣いては、
子供達の前では普通にしていました。
苦しくて、苦しくて、
娘の顔も見れませんでした。
傷はどうなっているのかしら?
と確認しようとしたけれど、
長袖を着ているので、確認出来ません。
料理を手伝って!と言っても
腕はまくりません。
必死に隠しているので、
ますます不安になります。
そして、とうとう、日曜日の朝、私の方が先に起きたので、腕がめくれていたから
確認しました。
左手首の内側に、うっすらとですが、
確かに5、6本の傷がありました。
シワなのかな?と思いたかったけど、
3センチぐらいの線が
キレイに並んでいました。
私は、ショックで
しばらく何もする気何起きませんでした。
掃除、洗濯、買い物、料理。
全ての家事をやる気を失いました。
そして、自分を責める毎日になりました。
泣いて泣いて、私のせいだ。
私が、いけないんだ。
育て方が悪かったんだ。と。
そして、2、3週間して、
学校の保健の先生から電話が来て、
またびっくりしました。
今日、3時間目の英語が終わって、
次の授業の、体育の着替えをする為に
更衣室に向かう時に
トイレに行ったようなんですが、
瘡蓋を引っ掻いて、血が付いちゃった。
と保健室に来たのですが、
瘡蓋と言うより、
ついさっき刃物で切ったような傷でした。
しかも、何本もあったのですが、
お母さん、知ってますか?
と言われました。
私は、その場でしゃがみ込んで
泣いてしまいました。
深い傷では無いものの、
数回傷付けた後があった事、
LINEでのやりとり、全て話しました。
そして、
心療内科への受診を勧められました。
つづく
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