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[階差宇宙]もうプロトコル6はこりごりだ〜〜[崩壊スターレイル]


・新しい宇宙、新しい地獄

 時はVer2.3、模擬宇宙とは異なる新たなコンテンツ、階差宇宙が登場。私にとって、これは大きな朗報だった。というのも、模擬宇宙からローグライクにどっぷりハマってしまったのだ。運が大きく絡むなかで最大限のアドを取ろうと熟考してはやっぱり神に祈り、何回も倒れつつ自分なりの攻略を見つける楽しさに、気づけば多くの時間を費やしてしまっている。
 さて、階差宇宙では模擬宇宙と異なり、祝福リロールや編成自由化など、凡人になんだかんだ優しいレイシオ教授の入れ知恵が染みる改良となっている。ありがとう教授。60%でも追加攻撃してくれるのも毎度助かってます。
 しかしそんな慈悲溢れる階差宇宙も、当然に高難易度が存在する。それが「プロトコル」。これを付けると、敵が固い強い。しかも6段階ある。1ですら敵のステが大幅アップ、のほほんと図鑑埋めに来た私は方程式もちぐはぐなままKOされた。
 特に最高難易度のプロトコル6では顕著にステータスが上がる。これにはステータス以外の効果も含まれる(後述)が、模擬宇宙でならボスを一度で葬れた黄泉の刀も、プロトコル下では銀狼ペラのデバフ込みで7%削るのみ。もはや爪楊枝も同然。
 幾多ものリトライと台パンを繰り返しながらプロトコル6をクリアしたものの、幸運に幸運を重ねた結果であるとしか言えない。方程式、祝福、奇物を可能な限り揃えたうえで再挑戦を幾度も強いられた。それほどまでに難易度が高い。

熔火騎士、廃土客、加重奇物2種、ピンクショックまでツモった最高のステータス。ラスボスも浮煙と運が良すぎたがそれでも再挑戦を何度も繰り返した。

 ということで、ここでは階差宇宙の感想をまとめる。また長文になるがご容赦いただきたい。


・この*ナナシビトスラング*が!!!!(台パン)

 感想を語るにあたり、正直この一文をもって筆を置くか悩んだ。だが仮にも模擬宇宙を気に入ってる身。何をそんなに怒っているのかと自問したところ、脳内から返ってきたのは「流石にお祈りポイント多すぎだろうが!」の一言。
 
そう、この階差宇宙、何を隠そう運への依存度が模擬宇宙以上に高い。特に、階差宇宙に追加された「方程式」にその汚点が目立つ。最初に出た方程式から攻略方法を決めたのに、最初のボス倒して入手した金方程式がコンセプトと全く違う、なんてことはザラ。リロールに宇宙の欠片を200費やしても欲しいのが出やしない。記憶の金方程式を「いらねえよ」と舌打ち混じりにリロールするも、2回目のリロールでそいつが再出現、肝心の壊滅方程式は出ないという事故を数度経験している。こんなんじゃ戦略なんてねえよ、うるせえよ、黙れよ。
 なんなら方程式に必要な祝福も本当に出ない。詳しくは後述するが、2種類の祝福を複数集めるという面倒な要求に対して、模擬宇宙にはあった運命ブロックがこっちに実装されてないこともあり、関係ない祝福が出やすい。超撃破に使わない愉悦が5つくらい来る。
 加重奇物に至っては、リロールする手段がランダム出現の奇遇エリアのみ。しかも加重奇物は属性や運命に依存するため、方程式やパーティーと合わなければ途端にカスと化す(大マハマトラジョーク)。
 これらに加えてボスやイベントといった従来のお祈りポイント、そこにスロットまであったらそれはもう「どうも、運ゲーです」と自己紹介しているようなものだ。
 

・また君なのか

 スターレイルも一年が経ち、追加攻撃や持続ダメ、最近では黄泉必殺や超撃破などパーティーにも色々な選択肢が増えてきた。通常であればどれも輝くが、プロトコルを上げるとそうもいかない。ダメージが恐ろしく入らないのだ。これはプロトコルの付属効果に理由がある。

肝心の部分が見切れている。申し訳ない。

 プロトコル6ではステータスが最大限アップするほか、弱点撃破しないとダメージカットされるというアホみたいな仕様になっている。おまけにその靱性もプロトコル5の時点で増えている。馬鹿も休み休み言ってほしい。
 プロトコル6をやる上での最適解は、容易に想像つくだろう。そう、超撃破。お手軽に弱点撃破できてそのあとダメージがちゃんと乗る、ここで使ってねと言わんばかりの構成。これもう運営総力あげてのホタル(とルアン)のダメ押しだろ。あんだけヨイショしてまだ足りないと申すか。私はだいぶ序盤で引く決意をしたから問題なかったが(なおサム)。
 と言ったものの、後日、追加攻撃パでクリアした。また、ようつべにも色んなパーティーでの攻略が上がっている。かじょふあに怯える必要はない。キャラは性癖で引くに限る。


・めいっぱいの祝福をよこせ(YOASOBI風)

 祝福の運もそうだが、数もけっこう要求される。例えば先述した超撃破で挑む際、欲しい方程式は、廃土客や遠洋航海監督者、熔火騎士となる。そうなると要求される祝福の数は最小で28個、シルバーハーツも揃えたいなら33個となる。熔火騎士を外せば12個くらい減るが、超撃破ならぜひ欲しいところ。なお必殺主体や追加攻撃主体でも、20〜25個ほど要求される。
 また、しつこいようだが方程式も祝福も、結局は運。方程式に不要な祝福はリロールできるが、また不要なものが出てくることがしばしば。なんならあと一つで方程式が使えるのに、欠片尽きるまでリロールしてもお目当ての種類が出ないこともしょっちゅう。
 つまり祝福と出会う回数、つまり抽選できる回数を増やす必要がある。その様子はさながら宝くじ。枚数が多いほど、アタリの確率は大きくなるのだ。

クリアした時の未完成方程式。あと一つ存護があれば遠洋航海監督者が出来た。こういう「あと一つ」が珍しくない。

 私は最初と次のステージだけ戦闘に行くようにした。イベントやスロットは祝福の獲得にムラがありすぎる。あと着想サーキットで「最初の戦闘4回は敵HPが99%削れる」効果を取っておいたので楽できたのも一因。使わない星4の必殺を最初の戦闘でぶち込めば大体終わる。黄泉がいれば楽すぎて楽ちん○ん。
 挑戦も極力行った。欠片と祝福がうまい。ボス後のショップも行くが欠片が毎回足りずに取りこぼしが発生、涙を呑むことに。富エリアも踏んでみたものの、結局リロールに消えた。発狂。


・なんだかんだ言っても……

 「運」と再三言い続けたものの、別段悪いことばかりではない。逆に考えれば、最初にコンセプトさえ決めなければ、攻略の自由度は飛躍的に上がるのだ。一見別々の方程式たちを両立させようと考えてもよし、臨界方程式を集めようと修羅の道に潜ってもよし。入手した方程式や奇物が、普段使わないキャラとピッタリなんてこともある。編成自由、キャラ自動調整といった階差宇宙の良さも相まって、臨機応変さを試される素晴らしいコンテンツと言えなくもない。
 
また、運要素を多少抑えてくれるモードも階差宇宙に存在する。それが周期演算。通常演算とは違い、あらかじめ方程式や奇物を配ってくれるため、コンセプトから外れにくいのが特徴。「〇〇来なかったらまたリセマラ……」とか考えなくて済むぶん、普通に楽しい。しかもクリアすれば、その週の模擬宇宙報酬がゲットできる。アツい。オーナメント周回も楽で更によし。


・おわり(書く事ないなった)

  一通り感想という名の愚痴を述べたところで、とりあえず今回はここまでとする。急に文を畳んでしまい恐縮だが、リアルと幻想シアターで忙しいため何卒……。散々言ったが、まだプロトコル6に潜るほどにはこの階差宇宙を愛している。今は黄泉で攻略を目指している。むずい。
 ともあれ、ここまでの長文を読んでいただいたことに感謝。ボーナスエリアで「ルアン・メェイ」が出ることを祈っている。

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