[Ver4.7時点]放浪者のボイス戻ってたぽいわね[原神]
Ver4.8予告生放送にて夏限定のマップ、ニィロウと綺良々の水着、そしてナタの情報などが発表され、今年も原神で夏を終える覚悟をした方も多いだろう。私もその一人だが、細かい部分ではあるものの気になるポイントが一つあった。
それは放浪者のボイス。「セトスについて」や幻想シアター内で急にトーンが高くなっていた彼の声だが、今回の放送では戻っていそうなことを確認できた。これは放浪者を推す同志にとってどう映ったのだろうか。
個人的にはなんか一安心、といった感じ。放浪者と言えば、普段声低めで旅人をあしらったりおちょくったりしたと思えば、時たま(正確にはマルチで仲間が瀕死になった時に半分の確率で)「あらら〜〜へなちょこめ〜〜」と高い声で煽って、私の脳血管とちん(以下略)を苛立たせてくれたものだ。
それが急に「初対面のくせに、笠っちと呼ぶなんて……」とぷりぷり怒り出して、私のハートと心臓を大いに揺さぶってきおった。挙句、幻想シアターでは「話したいことがあるなら後で聞いてやる」の後ろに「……っ♡♡♡」が付いてるのかと思った。きっと字幕に入れ忘れただけだよな、そうに違いない。
こんな可愛い放浪者くんをお出しされたら、私がもたない。これ言われてあっかんべーなんてされたら、いくら陰キャオタクと言えど男の一面が出ざるをえない。学生生活の中でギャルに目覚めちゃったのかな? 可愛いね♡オラッ脱げッ(返り討ち)
……はい、9割冗談です。
怖かった点は、こうなったことについて、ゲーム中はもちろん運営からも説明が一切為されなかったことにあった。そりゃ推しの態度が突如変わったらドキッとする。
『伽藍に落ちて』以降の彼の性格を思い返してみる。クールというか嫌味たっぷりで、それでも恩義を放っておけず仕方なく付き合ってる感満載。しかしレベルや好感度を育むうちに言葉の節々に付いていたはずの棘が抜け落ち、純真だった頃の彼の一端に触れられる。これがいいんじゃあないか(岸辺露伴並感)。
まあ柿原さんが声忘れたという説も流れていたが、だとしても監督してる運営との擦り合わせはあるようだし(原神ラジオにて声優さん方がちょいちょい話題に挙げている。木村さんとか)、遠回しすぎる伏線なのか、ナヒーダのほんわかした雰囲気がまんま乗り移ったか、それともいよいよホヨバの世界樹が改変されたのかとびっくりした。
あれこれ考えていたが、蓋を開ければ全て杞憂だったようだ。何かしらの事故というかミスがあったのだろうが、修正の有無は置いてとりあえず戻ってよかった。
ここで締めてもいいが、もう一つ気になることが。Twitterでは「あの声こそ本来のスカラマシュや」みたいな意見もあった。そういえば私は稲妻で初めてスカラマシュと出会った勢、つまり『帰らぬ熄星』に触れていない。せっかくだし当時の、そして稲妻の時の声を聞いてみることにした。こういう時、ようつべは便利だなあ。
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声、バリたっか。
いやー、思った十数倍は高ぇぞ。こんな感じだったっけスカラマシュ。すっかり放浪者に馴染んだせいで忘れていた。これが執行官時代のショタボイス、人を虚仮にして見下している彼の人となりが表れている。
今の落ち着いたボイスになっているのは、スメールで神へと昇華した時。クソガキ少年から解脱した彼は、達観を覚えたのだろう。ここらへんの心境の移り変わりをボイスで感じるにあたり、やっぱ声優ってすげえなと。
ということで、ボイス戻った! というだけのお話。割と短くまとまったので、この辺にしておく。リアル多忙につき遅筆になり申し訳ない。8月になれば復活する。ともあれ読んでいただき感謝。