3Dモデリング
最近、「3Dモデリング」というフレーズをよく聞くようになりました。
建築業界という仕事柄もありますが、ファッション業界でも取り入れつつあるというニュースを見かけました。
まず、3Dモデリングとは何かが気になりますよね。
3D モデリングとは、3 次元のオブジェクトまたは形状の数学的表現をソフトウェアを使って作成するプロセスのことです。 作成されたオブジェクトは 3D モデルと呼ばれ、さまざまな業種に使用されます。
例えば、建築業界では、設計された建物や環境の内部や外部をイメージしやすいように、モデリングソフトを使ってビジュアル化します。
その他にも、映画やテレビ、ゲーム業界でも取り入れられています。
こちらはイメージですが、3Dモデリングでこのようなリビングルームを
作成することも可能なんです。リアルですよね~。
最近見たニュースで、とても興味深い特集を見つけました。
ファッション業界では、「3Dモデリスト」という、従来、平面のCADでのみ作図されてきたパターン(型紙)を、 PC内で3DCGと連動して立体の形状に仕上げる技術を持つクリエイターの育成に力を入れていくようです。
その取り組みとして、業界で注目されている「3Dモデリスト」を育成する専門のコースが始動しています。
ニュースの特集では、「3Dモデリスト」コースに通う学生と、アパレルブランドがプロジェクトを実施している内容でした。
プロジェクトは1年間実施され、アパレル産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する主力技術である3Dモデリングの認知浸透、新たなクリエイタの輩出、技術の向上を目的として、大阪文化服装学院の学生によるプレゼンテーションを半期毎(9月・3月)に行い、商品化に繋げます。
自分が試行錯誤してデザインした服が、商品化されるとさぞかし嬉しいですよね!夢があるなと、少しだけアパレル業界の経験がある自分は見入ってしまいました。
実際にプレゼンしている学生さんを、テレビ越しに拝見してみると、
緊張はされていましたが、自分のデザインした服のコンセプトをしっかりと説明している姿に、心の中で「頑張れ!!」と祈ってしまいました。
こちらもイメージですが、3Dモデリングでここまで立体的に人物を再現できるんです。これなら人が実際に着た時の状態が、リアルに再現できそうですね。
たまたま、テレビをつけていて特集をみる機会があり、自分も3DCADを
使用しながら日々勉強中なので、頑張ろうと思える活力をもらえました。