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写真、カメラ、時々動画 No.1
いまは堂々とカメラマンって名乗っているけど、数年前までは"絞り"も"シャッタースピード"も"ISO感度"も何も知らない素人でした。
カメラとの出会い
カメラと出会ったのは、よく通っていたカフェにフィルムカメラが飾られていたからだ。
そのフィルムカメラは工学的な美があって、今でもフィルムがあれば写真が撮れる、というレトロな感じに魅力を感じた。
カフェでフィルムカメラに出会ったものの、何も知らないで買うのはリスキーだと感じ、数日後に家のそばの中古カメラ専門店に行ってみた。
買ったのはオリンパスOM10
何も知らないから数百台ある中古カメラから自分に合ったカメラを選ぶのは至難の業。
だから一番自分がかっこいいと感じる一台をセレクトした。
それがオリンパスOM10、ボディが5000円レンズが5000円。計10000円。
予算が10000円だった自分にとってはちょうど良い買い物だ。
ボディの状態
特に大きな傷はなく少しすり傷がある程度。
プラスチックの部分も加水分解しておらず、フィルムも巻ける。
いい買い物だ。
レンズの状態
レンズは最初につけるのは50mmの単焦点がいいと勧められ、50mmの単焦点レンズを購入。ちなみにF1.8。
中古カメラ専門店だけあって種類は豊富。
まずはフイルムをいれる
フイルムのいれ方は、両親が教えてくれた。
両親はフイルムカメラしかない時代で育っていたから、フイルムの装填なんてお茶の子さいさい。
ピント合わせの難しさ
一概に全部とは言えないけどオールドレンズはマニュアルフォーカス。
機械が自動でピントを合わせてくれる今のカメラに比べるとピント合わせに超時間がかかる。
シャッターを切ってみて
「カシャン」
なんて心地の良い音がするんだろうと感じた。
そして撮ったその瞬間に画像を見ることができない不便さを逆に愛おしく感じた。
不便さが上達の早道
まず被写体を観察する。
絞りを決める。
ピントを合わせる。
シャッターを切る。
被写体をよく観察しそれが一番美しく撮れるであろう角度、位置を決める。
その後は、絞りを決める。OM10は露光機能がついていて、シャッタースピードは絞りに左右される。
フイルムカメラなので感度は変えられない。
OM10で実質いじれるところは絞りだけだ。
絞りでシャッタースピードを1/250くらいになるよう調整して、ピントを合わせる。
最後にシャッターを切る。
この一連の動作にはとても時間がかかる。
でも、なんでだろう。その時間が最高に楽しいのだ。
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つづく。