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映画『ゼロ・グラヴィティ』を実感する、ワンアンドオンリーのウォーターセラピーを受けてきた件

5/3の爆クラフェスの後、GW後半は葉山に逃避行。そして、そんな折にも驚愕の体験をしてきましたよ。日本ではまだ施術者数人(東京はふたり)である、ドイツ仕込みのアクアセラピー(この名称は今考え中とのこと)の関係者トライアルが、ワタクシが部屋を借りている海辺の邸宅の庭プールで行われる、っていうんで、急遽モニター立候補してきました。

体験の様子のムービーはコチラ
https://www.facebook.com/1263113080/videos/1227685021392186/

プールにぷかぷか浮いてリラーーーーーックス! という体を想像していたのですが、これが大違い。ほとんど全てのリラクゼーションを体験してきた身ですが、このセラピーはそれらとは全くジャンルが違う感じ。

強いて言えば、ジョン・C・リリー考案の、アイソレーション・タンク(映画『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』参照のこと)系ではあるのですが、「無重力」を水のプールで施術者の身体リードに任せる「体操」的なところ、つまり他者が介入するというところで、総体感が違っているのです。

これ、破格の身体感覚。いやー、30分の施術の後のワタクシは、映画『ゼロ・グラビティ』でやっとの事で地球の浜辺に到着して重力を感じて立ち上がった主人公状態でしたよ!!! 「あー、地球は身体が重いわ」ってね。施術者の前田明子さん、アッコ先生が渦を巻くようなムーヴメントを施してくれると、薄目からは葉山の空が大きく回転していきます。キモチいいーっ、となりそうですが、そういう躍る心の快感は訪れず、意識の方はシーンと内省化。

そして、ここが重要なのですが、言語中枢が働かなくなる。 常に言葉をアタマの中に走らせているワタクシにとっては、どちらかといえばちょっと「不快」。自分がリア充ということは自覚していますが、ここまでソレださったとは!
つまり、重力バリバリの現世からの脱却をワタクシの心身は拒絶している、ということなんですね。「胎児の状態になる」というコメントも他の人からあったけれど、こちとら、胎児から61年の記憶がつまった脳みそがあるわけですから、おいそれと戻れやしないわけでして。

アッコ先生はワタクシを引っ張り回し、あるタイミングでは水中に沈めたりの生殺与奪を握りまくりなのですが(胎児の例でいえば、彼女は臍の緒か)、彼女との関係が、セックスっぽいところも面白い。もちろん、コチラがマグロという状態の(失礼)。

アッコ先生によると、やっぱりこれ人によって反応が違うらしく、トラウマ→気付き→大泣きでスッキリする人もいるみたい。私にとっては、12月、3月、5月と大型コンサート/イベントという重量感ある仕事がプラトー状態だったので、そこからの脱ストレス方としては画期的で、現在、ダウナーも腰痛もなし。ええ、いつもアドレナリンモードからの切り替えに苦労するんですよ。

前田明子さん、インスタやっていてて、この施術「水のクラニオ」と名付けてますね。
https://www.instagram.com/akiko.mulum/

ご興味ある方は体験してみるべし。葉山の方もサービスが立ち上がる予感あり。

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