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6時間の対談アーカイブと七次元生徒会

 タイトルのとおりです。緑仙が不定期にゲストと1対1で話す「〇〇とお話しするだけ」のシリーズに周央サンゴがゲストとして招かれた回、なんと約6時間。リアタイ出来そうにないからラジオ感覚でアーカイブ追うか~と思っていた私は翌日驚きを隠せなかった。でもちゃんと聞いた。聞いているとあっという間でむしろもっと聞いていたいなと思うほどだった。

 緑仙と周央サンゴの大きな共通点といえば「七次元生徒会」という今年組まれたばかりの出来立てほやほやユニットだ。メンバーは叶、樋口楓、三枝明那、レオス・ヴィンセント、そして上記の2人の6人。
 最初にキービジュアルとロゴのみが発表され、モノクロを基調としたなんだか格好よさげなそれと、接点があるんだかないんだかわからない面子に界隈は騒然とし、何を中心にするユニットなんだ?と首を傾げたものだった。蓋を開けてみれば毎週水曜日に動画やイラスト、1P漫画などのコンテンツが更新されるというもの。そしてその内容も、6人のにじさんじメンバーが高校の生徒会に扮し、日常ものアニメのような緩い会話から、木から仏を掘り起こすような時間のかかる企画まで行うという幅の広いものだ。
 ユニットが組まれた経緯も、叶から緑仙に打診があり、2人でメンバーを考えたとのこと。その話も件の6時間アーカイブで話題にあがっている。

 ンゴはこのユニットのことを「生徒会さん」と呼ぶ。私はこの呼び方が可愛くて大好きだ。コラボも控えめな彼女がユニットに愛着を持っていることが伝わる気がする。現に緑仙との話でも「生徒会さんの活動がある日が楽しみ」と語っている。今でこそコラボでも見かける彼女だが、元来コラボは得意でないことは公言しているほど山奥でひとり活動を行うタイプのライバーだった。その姿を見守っていたファンにとってはこんな大人数のユニットに彼女が加わっていること自体が衝撃的でもあったのだ。

 そして彼女の活動スタイルは好きなことをやる!楽しいを分かちあう!というものだ。それこそ叶や緑仙は活動に対してストイックなイメージを持つ人も多く、初めは不安に思っていたと話すのも無理はない。だけど緑仙も「生徒会に関しては数字を気にしていない」と発言しているように、ゆるく楽しくやることが目的のようだ(それにしては動画のストックがめちゃくちゃあるらしいが)。

 出だしこそ公式から大々的に発表されたり、専用のチャンネルを設けたりしているが、ライバーが自発的に行ったコラボのような空気感もほのかにしていて、何ならまだ関係性を探りつつある組合せも多くある。仲良くなるまでの道中を眺めることの楽しさは同箱のROF-MAOも教えてくれた。それに2人で6時間話せてみせたのだから、きっとこれからの関係性に期待を抱いても良いはずだ。

 これからどんな形で発展していくのか未知数だけど集まっていると賑やかで和やかなユニット。性別も世界観もデビュー時期もバラバラなライバーたちが同じ学校の生徒会として活動する先に、何が待っているのか、そしてどんな関係を築いていくのかに注目しながら、私は毎週水曜を楽しみに待つ。よければ一緒に一般生徒面をしながらこのユニットの先を見てみませんか。

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