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NICEHCK GODDNA(神の遺伝子の名を冠し、巳年にちなんだ蛇柄ケーブル)【PRレビュー】

正月からAmazonで販売開始した、
NICEHCK の GODDNA を紹介します。

NICEHCK Japan(@NiceHCK_Audio)様からご提供です。

線材

銅銀合金+銀メッキ合金銅+銀メッキ7N高導電銅ミックス デュアルシールド構造

………強そうですよねw
ここまで色々混ざっていると音の傾向を想像しにくいですが、銅銀合金が主線材だと思われるのと、見た目から派手派手な音を想像していました
(その想像は外れることになります。詳細は音質評価の項目で)

外観と取り回し

黒基調に金の格子柄が入った蛇革を思わせる派手な見た目ですが、黒系のイヤホンに合わせると意外とスマートな印象になります。

ビニール皮膜で少し硬めですが、先日レビューしたS77よりは巻きぐせは付きにくく、タッチノイズも少なめ、スライダーの抵抗も適正でしっかり仕事をするので外使いも問題ないと思います。

(SnowWingやBerryJamでも思いましたが、NICEHCKは同軸2芯ケーブル作るのが上手いですね)

プラグとスライダーは少し丸みを帯びたデザイン
ケーブルのケバケバしさを緩和しているように感じました

音質傾向

線材の素性や見た目から派手派手な音を想像していましたが、意外と落ち着いた音になりやすいケーブルに思います。

一番の特徴は音の滑らかさで、特に多ドライヤホンと合わせた際にドライバー間の繋ぎ目を柔らかく慣らしてくれます。
その特性から多ドライヤホンとの相性が特に良いと感じますが、シングルDDのイヤホンでも大概の付属ケーブルからのステップアップとして良い方向の変化を感じることが出来るはずです。

音域バランスの変化

やや上下にアクセントがつくドンシャリ傾向ですが、微細な変化に感じます。

解像度・音場・分離感

◆解像度は価格帯として平均的
 個人的には聴き疲れしにくく長時間のリスニングに適した塩梅です。
◆横方向は狭くボーカルは近め、縦方向(主に上)に音場は適度に広め
◆各音の繋がりが良くなることで、分離感は低めに感じました

イヤホンの相性や曲によってはボーカルの近さも相まって、限定的な状況ですが音が団子に感じる場合もありました。

イヤホンとの相性

今回はQDC端子でご提供いただいたので、KZイヤホンの各構成でテストを行いました。

シングルDD:KZ Saga(Bass)

低音のパワフルさを存分に引き出し、厚みと余韻感たっぷりに聴かせてくれる
若干ボワつく曲もある
相性△~◯

平面駆動:KZ PRX

特有のすっきり感とサブベースのパワフルさをそのままに、高音のシャリつきを軽減
減点ポイントは特になし
相性◯~◎

DD+BAハイブリッド:KZ ZS12ProX

DD~5BAの繋ぎ目が非常に滑らか
ケーブルによって刺さりやシャリつきが出やすいイヤホンですが、GODDNAでは問題なし
相性◎

フルBA:AS16Pro

ほんの少しバランスが狂うと全BAが一斉に主張しだして音が崩壊するような危うさのある
この気難しいイヤホンを見事に乗りこなしています
各ドライバ間のつながりが殆ど気にならないほど滑らか
相性:◎◎◎

購入リンク

価格

定価:6999円ですが。
Amazonプロモコード「GODDNAJP」を使用することで
現在は3849円で購入できます。

まとめ

元々テスト予定のなかったAS16Proですが、ZS12ProXで音のつながりの滑らかさを体感した瞬間に「これはフルBAにも合うはず!」とビビっときました。
結果として最近使用頻度が下がっていたAS16Proが一軍に返り咲く程にお気に入りの組み合わせを見つけることができて、NICEHCK様には大感謝です。

こんな人におすすめ

  • 聴き疲れのない滑らかな音が欲しい

  • 多ドラの音の繋がり改善目的

  • バンドルケーブルからのステップアップ

  • 見た目に惚れた!

  • 巳年だからそれっぽいおめでたい感じのケーブルが欲しい

高解像度の万人受けケーブルではないかもしれませんが、柔らかい滑らかな音が好きな人には是非試して欲しいケーブルです。


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