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NICEHCK SnowLuna(美しい白銀色と珍しい線材が特徴のケーブル)【PRレビュー】

NICEHCK SnowLunaを紹介します。
NICEHCK Japan(@NiceHCK_Audio)様からご提供です。

線材や素性

線材は銀メッキ7nOCCとアルミ銅合金のミックス

………アルミ銅合金?
音質傾向がまったく予想できません(;^ω^)

一応銀メッキOCCがメイン線材だと思うので、音質評価はJIALAIの銀メッキ線との比較を中心に行っていきます。

見た目や取り回し

SnowLuna(雪月)の名前に負けない美しい見た目です。
太さと重量がありますが、しなやかで取り回しに不便は感じませんでしたが、イヤピだけで筐体を保持するような軽いイヤホンだとケーブルの重みに引っ張られて安定しない場合があるかもしれません。
軽い・細いケーブルが好きな方にはおすすめしにくいです。

プラグ・スプリッター等のパーツは線材の美しさを邪魔しない統一感のあるデザイン。
スライダーの保持力は適正で、スカスカとスライダーが落ちてくるようなことはありません。

音質傾向など

解像度と中音域の密度感向上、低音の引き締まりなどが期待できるケーブルだと思いました。

銀メッキJIALAIと比較すると、全域で解像度の向上を感じます。
中低音の押し出しはJIALAIのほうが若干強くも感じますが、ボーカルを中心としたバランスの良さや、高音域の微細音の表現力は圧倒的にSnowLunaに軍配が上がると思います。

高音域の解像度を引き上げてキラキラ感を演出しているのがアルミ銅合金なのかもしれません。

イヤホンとの相性

今回は
・1DD代表としてKZ Saga
・ハイブリット代表としてKZ ZS12ProX、
・平面駆動代表としてKZ PRX
の3機種との相性を評価します。

Sagaとの相性

低音がキリッと引き締まり、ベースラインの捉えやすさが向上します。
低音がもやっとしがちな1DDにはさらに相性が良いかもしれません。

ZS12ProXとの相性

寒色好きにはたまらないキラキラサウンド。
高音のシャリつきが得意でない人にはギラギラしすぎてしんどく感じることがあるかもしれません。
寒色系のBA搭載機はちょっとキラキラ感を誇張しすぎるかも

PRXとの相性

ZS12ProXほど高音がギラギラすることがなく、高音域の微細音まで正確に捉えることができます。
今回テストした3機種の中では1番音質のレベルアップを感じました。
(PRXのメインケーブルはSnowLunaになりました)

購入リンク

価格

Amazonで定価が7705円、
12/31まで有効のクーポンで4546円で購入できます。

まとめ

最近は低価格リケーブルの質が上がって種類も充実している中で、定価の7700円は低価格メインでケーブルを購入する方や、初心者の方には少し勇気のいる価格かもしれませんが、良い方向への音質変化をしっかり感じることができて見た目も良いので、7700円を出す価値が十分あると思いました。
7nOCCの力強さと銀メッキの明瞭さに、アルミ銅合金で一癖加えた楽しいケーブルです。
気になった方はクーポンが出ているうちに是非!

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