SoundsGood Chrysocolla(鮮やかなブルーの導体非公開ケーブル)【PRレビュー】
株式会社伊藤屋国際 様からのご提供で新商品のケーブル「SoundsGood Chrysocolla」をレビューさせていただきます。(PRを含みます)
前置きとして、イヤホンにおけるリケーブルの効果は人によってとらえ方が違いますが、個人的にはスパイス的に微細な変化を楽しむものと考えています。
リケーブル否定派の人はここでブラウザバック推奨
ブランド/商品概要
SoundsGood
中華イヤホンの輸入代理店としても実績のある伊藤屋国際さんの自社ブランド「SoundsGood」
国内メーカーとしては良心的な価格と美しい見た目、確かな音質・取り回しの良さが魅力のブランドです。
商品概要
導体非公開/鉱物シリーズの3作目で、前2作はシックで落ち着いたカラーリングでしたが、今回は美しい青色のケーブル。
名前は今回も鉱物名を冠したChrysocolla(クリソコラ)・・・誰ですか!?クソコラとか言った不届きな輩は!!導体非公開ということでまったく音質傾向が読めないので、自分の耳を信じてレビューさせていただきます。
外観
鮮やかなブルーが目を引きます。
青系のカラーケーブルは各メーカーからたくさん発売されてきていますが、このように深く鮮やかな青は初めて見ました。
アオスキーにはたまらないんじゃないでしょうか?
柔らかく取り回しの良い4芯ビニール被膜で、太すぎず引っ掛かりもないのでタッチノイズも心配いりません。
バリエーション
プラグ・・・3.5㎜・4.4㎜
コネクタ・・・CIEM2Pin・MMCX・QDC
QDCの選択肢があるのが嬉しいですね。
(欲を言えばフラット2Pinもラインナップしてもらえるとさらに嬉しい…)
今回は最近のお気に入りKZ PRXに合わせたいと思い、QDC-4.4㎜をご提供いただきました。
テスト環境
イヤホン(以下の4機種を使用)
再生機器
IKKO ITB03 Bluetoothモード(iPhone AAC接続)
テスト音源
比較ケーブル
中華低価格リケーブルの定番である某J社の銀メッキOCCケーブル
音質変化・傾向
各イヤホンで共通の変化
ほんの少し高音域にフォーカスが寄る
全体的にドライな「サラッと」「シャキッと」した質感を感じる
ボーカルに乾きを感じる場面もあるが、声のカスレをうまく使う米津玄師のような男性ボーカルは色っぽさが増す
引きが早くボワつかない、締まりがありつつ重量感のある低音
ミッドベースの引きが早い分サブベースが引き立ち、音に重みが増す
音の粒立ちが良く分離感の向上が感じられる(悪く言えば纏まり感が弱まる)
しっとり系よりもスピード感のある力強い楽曲との相性が良い
イヤホンとの相性
PRX…ソリッドさが際立ちすぎて刺さりを感じる曲もある(ハイハットやリムショットの距離感が近くなる印象)
Saga bass、ZS12ProX…サブベースの力強さが増して、高域の明瞭度UP。KZらしいドンシャリ感が増して楽しい音に
RA15…KZ3種に比べて音域バランスの変化は控えめ。音が整理されることで奥行きを感じやすくなる
購入リンク(非アフィリエイト)
Amazon
伊藤屋国際公式EC
価格
定価7,980円
現在20%OFFのクーポンが出ていて6,384円で購入できます(~12/8)
まとめ
導体非公開シリーズの本商品ですがテストでの印象は、全体的な硬質さはグラフェン系の、高音域の明瞭さやサブベースの量感は高純度OCCの変化に近いものがあると感じました。
(あくまでも私の感じた印象なので、実際の導体は分かりません)
美しい見た目と音質変化を感じられる楽しいケーブルです。
こんな人におすすめ
青色が好きな人
青系イヤホンのケーブルを探している人
ドライ・硬質な音が好きな人
ミッドベースよりもサブベース派な人
国内メーカーでお手頃価格のケーブルを探している人