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母と子の、ボイパでコミュニケーション

突然ですが…

「おまえからぶつかってきたんだろ」

と、洗面所やトイレ、自分の部屋、廊下、家のあらゆる所で次男が独り言を言っている。


別に兄弟喧嘩をしている訳でもなく、一人でしきりに言っている。
しかも太字の、ぶつかって所がボイパになっているのだ。


遠くから聞いていると笑えてしょうがなく、でもそこで突っ込んでしまうともう聞けなくなってしまうのではと思い、必死で我慢していた。

そのうち、ぶつかっぶつかっとそこだけ練習してからの、
「おまえからぶつかってきたんだろ」
と応用に入る。


どうやら私はまだ、箸が転んでもおかしいお年頃らしい。笑いが止まらない。
そしていつの間にか自分も、ぶっ、ぶつかっ、ぶつかっと呟いてしまっていた。結構上手かったけど、聞かれてないよね…と内心ドキドキしたのと、何やってんだかと冷静になったりと、気持ちが忙しい。


でもやはり、私はアホウな息子たちのmotherだ。いつか自然に使ってみせるぞと野心を抱いた。


この夏に、学校管轄外のクラブチームのバスケから、学校の部活のソフトテニスに転部した次男。コートの水捌けが悪く、いつも天気を気にしている。
「ねぇmother、明日の天気は晴れ?」
「明日は晴れだよ。雨だとぶかつっ(部活)て休みなの?それとも筋トレするの?」


その時は急にやってきて、しかも、ぶつかっからぶかつっにアレンジしてみた。


とても、反抗期真っ只中の息子とのやり取りとは思えない。
ボイパって凄い。


それから次男に今までの私の気持ちを打ち明け、学校で流行っているのか何なのか聞いた所、TikTokで偶然流れてきた一コマだったらしい。


皆さんにも、何かにぶつかった時には是非声に出して言ってみることをオススメします。





noteでの出会いに感謝します
                ☺︎マティ☺︎

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