夏、煮込むおでん
外に出れば「オーマイガー」としか言えない猛暑の日々を乗り越え中だが、今年はオリンピックがあったから特別な熱さを感じられて良かった。
わんがいなければ真夏に散歩なんてしないけど、それなりに風が強く吹く早朝や夜の散歩では、「涼しい」と感じるのである。
エアコンで冷え冷えの室内の涼しさより、天然の涼しさというのは体に優しい。
これを知れた事は人生において大きな発見になるのだが、できればやっぱりこの暑さは勘弁願いたい。
私は、考え事が増えるとよく昼寝をするようになる。大抵が負の思考の時なのだが、「これ以上考えるな」と脳が拒絶反応を起こした結果、起こる現象だと思っている。
胃に孔が開いてそうなほど考え込む割に、毎年健診で受ける胃カメラでは、ツルツルピカピカの健康的な自分の胃がそこに映し出される。
昼も眠り夜も眠り、何だかんだ最強のメンタルなのかもしれない。
考え込み寝込む日々を送る最近だが、うたた寝から目覚めた時、「おでんが食べたい」と急に思った。
その数日後おでんを煮込んだのだが、暑い日に食べるそれはたまらなく美味しくて優しかった。
やっぱり美味しいと感じる事は幸せだし、疲れも癒やされる気がした。
冷たい物を欲する息子たちも喜んだ事が意外で、それも少し嬉しかった。
わんのマティンロウも、暑さでなかなか庭で遊べずつまらない日々だろう。
今まで何の関心もなかった観葉植物。その葉を食いちぎることを楽しみ始めた。
やめてやめてーと駆け寄った時に、ちぎった時の反動で鉢が倒れ、土がふぁさーっと床にこぼれ出た。
なんてことーと嘆いて終わりだと思ったら、マティンロウはこぼれ出た土を凄い勢いでココホレワンワンしたのだ。
あぁ…私も部屋も、土だらけ。
でもそんな事してくれちゃうマティンロウが、愛しくてたまらないのである。
来週から猛暑が落ち着くと予報が出ているが、本当だろうか。
noteでの出会いに感謝します
☺︎マティ☺︎