【社労士試験勉強法】独学1年で択一57点

こんにちは。三好 蘭と申します。

タイトルの通りですが、社労士試験の勉強法について公開したいと思います。

私は令和5年度の社労士試験を受験し、自己採点で厚生年金の足切りが確定しているという状況です。不合格の身で勉強法を公開するのもいかがなものかと考えましたが。。。

本試験の択一式では、57点というそこそこの高得点を取れていました。
(事前の模試でもコンスタントに60点近い点数が取れていたので、択一の勉強法は間違っていなかったと感じています。)

私は通信や通学の予備校を利用せず、市販の教材のみで完全独学の勉強を1年間続けていました。
(LECさんの直前模試のみ、取り寄せて受験しました。許してください)

独学で社労士試験に挑戦される方にむけて、少しでも参考になればという思いでこの記事を書いています。
正直、特別なことは全くしていませんが、興味のある方はぜひご一読ください。

それでは、私の勉強法を
<A>使用教材
<B>時系列
という順序で紹介します。


<A>使用教材
①TAC出版 みんなが欲しかった社労士の教科書
②TAC出版 みんなが欲しかった社労士の問題集
③TAC出版 よくわかる社労士 過去10年問題集
④市販の直前予想模試 3冊分(各2回分×3冊=計6回分)
⑤TAC出版 よくわかる社労士 別冊合格テキスト 一般常識・統計・白書
⑥LEC 公開模試第1~3回+ファイナル模試

以上6つです。


<B>時系列
(1)R4. 9月~12月 
②を解く→解説を読む→①の該当ページを読む。
これをひたすら繰り返します。概ね5~6周は回したと思います。
当然最初は全く解けませんが、大丈夫です。わかるようになった問題は飛ばすなんてことはしません。周回することを目的として、ひたすら全問を解き続けます。

(2)R5.1月~4月
③のうち、過去5年分の問題のみ解く→①の該当ページを読む。
これをひたすら繰り返します。
③の問題集には過去10年分の本試験問題が科目別に収録されています。その中で過去5年間の問題には印がついていますので、印がついている問題のみをひたすら解き続けます。
こちらもわかるようになった問題を飛ばすことはせず、全問を解き続けます。概ね4~5周は回したと思います。

(3)R5.5~8月
④、⑥を解く→入念な復習 を繰り返します。
具体的なやり方としては、
土曜日に1回分の予想問題を解く→日~金曜日にわたって徹底的に復習をする
というサイクルをこなしていました。
復習の方法としては、全科目すべての選択肢を、テキストの該当ページと照らし合わせ、関連する事項も同時に目を通すというやり方です。
5~8月はだいたい16週くらいですので、すべての予想問題を2回解きました。各予想問題の2週目の段階では、理解が深まっており復習の時間もかなり短縮されると思います。
(実際に2週目に突入してからは、土曜日の午前に解く→土曜日の午後、日曜で復習 月、火に解く→水~金で復習 のような形で、1週間に2回分の復習まで完了することができていました。)

また、⑤のテキストは、7月から毎日寝る前の30分程度読むようにしていました。
(⑤のテキストには一般常識、白書、統計、労務管理、歴史が載っていますが、私は白書と統計の部分しか読んでいません。)


ざっくりではありますが、私の1年間の勉強スケジュールはこんな感じです。

5月から予想問題を解き始めましたが、最初は択一式20~30点台。
そこからは1か月に約10点ずつ伸ばしていき、8月には50点台に到達していました。

あまりにできなさすぎて、4月の段階では問題集を回しながらこんな風に思っていました。
「全科目の完成度が低すぎる。このままでは間に合わない、、」

そこからは、効率よく全科目を回していく必要があると思い、予想問題に着手。
本番形式の予想問題であれば、全科目満遍なく触れることができるため、周回効率はかなり上がりました。また、選択肢の内容だけでなく、関連事項まで徹底的に目を通していくことで、問題になっていない部分へのアプローチもできました。
予想問題に取り組み、徹底的な復習をしていると、フワッとした知識が固まっていくような感覚、点の知識が線として繋がっていく感覚がありました。

いかがだったでしょうか?

結果的には本試験不合格ですので、真似してくださいなんてとても言えませんが、少しでも誰かの参考になる部分があればうれしく思います。

次年度の試験に向けては、選択式を重点的に取り組んでいきます。
ここまでの積み重ねは、必ず次に活きると信じています。

拙い文章ですが、読んでいただきありがとうございました。







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