渋谷よりもキャッチボール
今日は、もちこと公園でキャッチボールをした。楽しかった。
私たちが住む家の近くには公園があり、子どもたちが遊んでいる様子がある。それを見るたびに、私ももちことキャッチボールで遊びたいなぁと思っていた。本当はグローブとボールを揃えて本格的にやりたかったのだが、今回は100均のテニスボールでやってみた。私のフォームと投げるボールの軌道が予想よりも良かったようで、最初の方はもちこがツボに入ってしまって笑いが止まらなかった。私は小中テニス部で、もちこはサッカー部だったので、私の方が投げる能力は高かったのかもしれない。もちこは最初は球が安定しなかったが、だんだん安定してきて、気づいたら2時間キャッチボールをしていた。弧を描くように投げ、外れたボールは片手でキャッチし、たまに豪速球を投げ、時々突き指しそうになり、大人が2人でキャッチボールをする非日常さに笑い、とても楽しかった。
私は上京して6年目だが、良くも悪くも都会に染まらなかったと思う。地元の友達からは必ず、「モチモチは変わらないね〜」と言われるし、都会の若者のファッションや派手な遊び(クラブなど)の文化には染まらなかった。上京1年目は遊びに行く先が分からず、とりあえず渋谷に行くことも多かったが、体力のない私は人混みに疲弊しあまり行かなくなった。そこから家が近い友達と気が合い、その子と近くのカラオケでよく遊んでいた。そこでしか見たことのない(大手チェーンではない)カラオケのフリータイムで歌い続け、終わったら外でラーメンを食べて解散するのがとても楽しかった(今ではその子と疎遠になってしまったけれど)。公園でバトミントンをする日もあった。
変わってないねと言われるのは、田舎くささがまだあって垢抜けてないということな気がする。けれど背伸びして派手な服装をし続けるのは性に合わない。
ただ、本質を大事にしたい。人からどう見られるのかも大事だけれど、自分が本当に楽しいと思うことで遊んでいきたい。せっかく都会にいるのに勿体無いのかもしれないけれど、私は公園でキャッチボールしたいのだ。
次はサッカーか、バトミントンか、泥団子か、かなぁ。