はじめてのnote

はじめまして。
takanoといいます。

日々、さまざまなことを感じ、考える。
驚きや疑問がそうさせる。ゆえに、考えたくなくとも考えている時がある。
考えると、書く。
適当なノートを引っ張り出し、そのへんの筆記具で殴り書く。思考や感情が先走り判読不可能な日も少なくない。気づいたら10年分ノートがたまっていた。
私にとって考えるとは、世の中の出来事に関して誰かと意見交換することではなく、ただ一人自分の内奥深くに突き進んでゆくこと、それでしかなかった。
掴んだ、という感覚がすべてである。
しかし、なにを掴んだのか。

否、たしかに掴んだのだ、それはあきらかに感覚として「ある」。
それは、まだ私の内側ではっきりとしたかたちを持たないまま、生々しく熱を発している。銀河の果てで今この瞬間生まれたばかりの星のように。
書きつけてきた言葉の断片からその感覚を思い出す。
そして思われる、
思い出しているのは誰なのか?あの感覚はいったいこの世界の「どこに」「ある」というのか?謎は謎を呼び、絶句の息遣いだけを残して何かがこの世界から脱落してゆく。おそらくそれは「私」である。

このような内的感覚を言葉によって昇華させることは可能だろうか。
言葉で語りきれるものではないと直観していながら、言葉でしか考えることのできない、これは私の実験であり一つの戯れである。
うまくいけば、永遠の宇宙を一つ、ここに(どこに?と思うが、やはりここ、である)浮かべることができるだろう。


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