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2023年 大河ドラマ「どうする家康」14話を見てみた。

こんにちは。めぐたんと申します。

都内でサラリーマンしている歴史が好きな30代男性です。
歴史上の人物で徳川家康が一番好きです。

2023年 大河ドラマ「どうする家康」の第14話が放送されました。
本日も感想を投稿したいと思います。


1.どうする家康14話

前回の13話で家康は京都の足利義昭将軍に謁見しました。謁見後に家康は朝倉義景を討伐するための信長軍に同行します。
信長・家康・浅井軍4万vs朝倉軍1万という構図から、信長軍はもはや勝ったも同然という雰囲気で陣中で和やかな酒宴も開かれます。

しかし浅井長政は裏切りを決め、信長軍に合流するふりをして信長軍に迫っていました。信長軍に浅井軍の裏切りを知らせたいお市(信長の妹)は信長軍に浅井軍の裏切りを知らせる密書を送ろうと企画しますが失敗に終わります。そんな中でお市に大きな恩義を感じていた侍女の阿月が独断で金ヶ崎の信長陣営まで浅井の裏切りを知らせに走って向かいます。

信長軍は明朝に軍議を開きます。軍議の最中に朝倉義景が軍勢を率いて城から出陣した知らせが入ります。数で劣る朝倉が軍勢を率いて出撃することに諸将は疑問を持ちますが戦下手の朝倉がすることと片付けてしまいます。

家康は自分の陣中に帰陣した後に家臣を集め軍議の内容を家臣に話しますが
朝倉が軍勢を前に出したことを家臣の石川数正は「実直の男ゆえ裏切るかもしれませぬ。」と疑います。

家康は石川和正、酒井忠次を連れて信長の陣営を再訪し、浅井が裏切る可能性があり万が一に備え撤退をと訴えますが、信長の大きな怒りを買ってしまい言い争いにまで発展してしまいます。
家康は信長と言い争ってしまったことを悔やみますが、信長家臣の柴田勝家から最後まで同行をお願いしますとお願いされます。

その後、浅井軍は金ヶ崎に到着し、信長軍を襲い始めようとしますが、
阿月がギリギリのタイミングで家康の陣営に到着し浅井軍の裏切りを知らせて息絶えます。浅井軍の裏切りを知った家康は信長に撤退を強く要請し、信長は秀吉を殿(しんがり:軍の本隊が退却するまでの時間を稼ぐ部隊)に任命して撤退をします。秀吉はおおいに落胆しますが、家康に「ここで徳川殿も撤退したら浅井と共謀して殿(信長)を裏切ったことにする」と言い、家康も殿に巻き込もうとします。家康は秀吉にクズじゃなと言い放ち、秀吉と一緒に殿を務めることを決心するのでした。


2.阿月と小豆袋

浅井軍の裏切りを伝えるために市の侍女の阿月が金ヶ崎まで駆け抜けました。大河ドラマでは市が両脇を縛っている小豆袋を信長の陣中見舞いに送るシーンが描かれることが多いですが今作は違いましたね。
(小豆袋を両脇で縛ることで「袋のネズミ=浅井の裏切り」を表しています)

今回登場した阿月は創作のキャラクターですが戦国時代の女性の扱いを描いたキャラクターになっていました。当時は人権など無く人身売買も平気で行われていました。武将の人生を描く大河ドラマでここまで一市民の細部を描いている作品は近年ではなかったと思います。


3.金ヶ崎の戦い

金ヶ崎の戦いは浅井長政が織田信長を裏切り朝倉義景に加勢することで起きました。朝倉義景の領国越前(富山県)に大きく攻め込んだ信長は近江(滋賀県)の浅井長政に裏切られたことで挟み撃ちを受ける形となりました。

史実では浅井の裏切りを知った信長は京に急いで退却をし、秀吉と家康は殿(しんがり:軍の本隊が退却するまでの時間を稼ぐ部隊)として活躍しました。戦国三英傑が同時に命を落とす可能性も多いにあった戦いですが3武将ともこの戦いを生き延びています。やはり偉人の要素として運がいいことは必須ですね。

この退却で生還した信長は数か月後に家康とともに朝倉・浅井連合軍に戦いを挑み「姉川の戦い」が起こります。


次回は姉川の戦いが描かれますね。
来週の第15話も凄く楽しみです!






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