2024年9月に観た「映画」
2024年9月は、
エスケイプ・フロム・トゥモロー
(原題:Escape from Tomorrow)
せっかく家族で泊まりでディズニーワールドに遊びに来たのに、長男には部屋から閉め出されちゃうし、朝一でクビを宣告されるのダル過ぎる。そんな始まり方からして楽しいストーリーではないなって感じがしましたよね。
モノクロの嫌ぁ~な雰囲気のまま、妄想なのか現実なのか分からない不穏な感じで物語が進行していくのは観ていて重かった。でもそれがこれから起こる不幸への期待感をマシマシにさせてくれた。
ちんこ脳のジムの妄想…薬物でもやったんか?ってぐらい頭がイカレちゃってる。子供を連れてティーンエイジャーの女の子の後を追いかけ回るのとかちょっと考えられない。
「私の隠れミッキーを突いてっ!!」はパワーワード過ぎて笑っちゃった。あの人の隠れミッキーはそんなとこにあるのね!
オッペンハイマー
(原題:Oppenheimer)
アインシュタイン役の人がまさにアインシュタインで愛らしかった。
ルーズベルト大統領の台詞が一番印象に残った。
「君は思うか?広島や長崎が恨むのは爆弾を作った者だと?落とした者だ。私だよ。君など関係ない。」
オッピーがかなり身勝手な男でまるで自分を見ているかのようでしんどかった。
“共産主義”とか“左翼やアカ”とか、言葉の意味や当時の背景(歴史)を知ってるともっと理解度が深まり、感動ももう少し大きかったかもと思う。
傲慢と善良
以前、原作を読んでかなり衝撃を受けた(っていうか影響を受けた)ので実写映画化を知って楽しみにしてた。
内容を知っていたので最初から最後までずっとしんどくてゲロ吐きそうだった(めっちゃ褒めてる)。結婚を考えている人、婚活中の人、独身の人が観たらもっとしんどいんだろうなぁ。
真美ちゃん(奈緒ちゃん)、出会いのシーンからあんな感じだったらそりゃイイ子だなって思っちゃいますよね。待ち合わせも時間よりもかなり早く着いてて座って本読んでるとか、店員さんにいちいち「ありがとうございます」っていうとか、あまり主張もせず控えめであどけない感じ、あれが全部計算だったとしても結婚したい!付き合いたい!って思っちゃうな。隣に居るだけで楽しい気分になるナチュラルな可愛さと、やもすると裏の顔がありそうな悪さを感じさせる奈緒ちゃんはハマリ役だなーって思った。
原作を読んだときに一番心をエグられたのはお見合い仲介おばさんの「ピンとくるの話」と「相手に点数を付ける話」。マジで思い当たりがあり過ぎてハッとさせられるとともに心をズタズタにされるほど衝撃を受けたので、私もずっと傲慢だということです。
以上、2024年9月に観た映画3本でした。
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