スティーブジョブズがスピーチで伝えたかった事

こんにちは、Webエンジニアを目指して日々奮闘するペイです。


今日のお題はスティーブジョブズのスティーブジョブズがスピーチで伝えたかったことです。

まず、あなたはスタンフォード大学で行われたスティーブジョブズの有名なスピーチを聞いたことがありますか。

こちらがその動画です。もしよければまず見てみてください。


まずこの中で主軸となっている話題は三つの話しです。

一つ目がConnecting the dots(点と点を結ぶ)、二つ目がLove and loss(愛と喪失)、三つめがDeath(死)です。


まず一つ目の話しについて書いていこうと思います。

Connecting the dotsとは過去に起こったことの点と点をつないで、自分の未来を切り開いていくようなニュアンスで話されています。

具体的に話していくとスティーブジョブズはアメリカにあるリーズ大学に通っていました。しかし、親が頑張って貯金したお金を意味のない授業のために使うのが申し訳ないと思い、リーズ大学を中退しました。中退した後、自由に様々な授業を受けられるようになったジョブズは、リーズ大学のカリグラフィー(日本でいう習字)という授業を受けました。この時にスティーブジョブズは、未来のことについて全く予測していませんでした。

しかし、数年後、このカリグラフィーで習ったセリフやサンセリフのような美しいフォントを搭載したコンピュータを発売しました。

ジョブズは過去に行ったことが何の脈絡がないところから繋がっていく可能性があるということを示唆しました。


次は二つ目のLove and lossについてです。

これはスティーブジョブズが愛した仕事、失った仕事について述べたものです。スティーブジョブズはアップルを設立後、会社の内紛から追い出される形でアップルを後にすることになりました。

そして、その時愛していたアップルを失うことになったジョブズは次にNextを設立し、世界で最も優れたアニメーションスタジオであるPixerも設立しました。

その後、トイストーリーから始まったPixerは成功をおさめ、その後、アップルがNextを買収する形で統合し、ジョブズが臨時CEOとなり、様々なテクノロジーを開発しました。

このことについてジョブズは今まで体験したことの中で最もよかった体験であると述べました。スティーブジョブズは愛していた仕事を失うことにより、本当に愛しているもの気が付いたというわけです。そして、それは仕事だけでなく、恋人についてもまたそうであると述べました。

このことからスティーブジョブズは自分が最も愛せるものを見つけるのが良いと示唆しました。


三つめはDeathについてです。

これは死に直面した時の話しです。このスピーチの中でスティーブジョブズは癌が完治したといっていますが、実は完治していなかったとジョブズの本で言及されています。

それはさておき、死について語り始めたとき、スティーブジョブズは有名な詩のセリフを持ち出し、「もし私が明日死ぬなら、私は今と同じことをするでしょうか」と語りかけました。そして、その答えがNoであり、それが3日以上続くなら何かを変えないといけないとジョブズは述べました。

また、この死についてはスティーブジョブズが癌になった時、もう長く生きることが出来ないといわれたのでそのことについても話しました。

スティーブジョブズは大切なことを周りの人間にすべて伝え、出来ることを最後までやるといったニュアンスのことを申していました。

そして、「死にたいと思う人はいない、天国に行きたいと思う人でさえ天国に行くために死にたいとは思わない。しかし、死というのは我々が待ち構える運命であり、それを乗り越えることは誰一人としてできない。」と述べました。死は誰にでもやってくるもので、命には限界がある。だからこそ自分がやりたいもののために必死に生きなければならないとも申しました。

スティーブジョブズは死に直面しているからこそ、この考えに至ることが出来たのではないでしょうか。

最後に私が最も好きな言葉である「Stay hungry, Stay foolish」です。

こちらは非常に有名な言葉で知っている方も多いのではないかと思います。そして、これについては多くは語られず様々な解釈が飛び交っていますが、自分なりの解釈について話していきたいと思います。

まず、スティーブジョブズが作った会社の中で、最も彼を否定した技術者のルビンシュタインという人がいる。なぜこの構図が起こったかというと、スティーブジョブズが明らかに無理である要望を技術者に対し申しつけこれをやろうとしてたからです。

すなわちこれがどういうことかというと、一見技術者からしたらありえないようなことを平気でジョブズがしようとしたということです。これはおろかであれの一例に当たると思います。スティーブジョブズはそのほかにも今までではありえなかったようなアプローチでこの世界に革新をもたらせました。一見あほであるかのように思われるようなことをスティーブジョブズは成し遂げてきたということです。

そして、それの原動力になるのが、ハングリー精神です。つまり、Stay hungryです。

ハングリー精神からスティーブジョブズはどんなにダメなことであっても挑戦し続けました。ハングリー精神をもっていろいろなことを体験し、行動したことによって、様々なことを経験から学び、結果を残してきたのです。

Stay hungry, Stay foolish とはいつまでもハングリー精神を持ったまま、おろかであると周りから思われることをし続けろ。ということではないかと感じました。


まとめ

しばしば、スティーブジョブズは現実歪曲フィールドを持っているといわれてます。その名の通り、現実で考えたらありえないようなことを可能にしてしまうというものです。

スティーブジョブズは常識にとらわれることなく様々なことに挑戦し続けました。その中にはたくさんの失敗がありました。

しかし、スティーブジョブズはすべて乗り越えてきたのです。その結果として、今では当たり前と考えられるiPhoneのようなアプリを中心とした携帯電話機器や美しいインターフェースをもったパソコンなどです。

スティーブジョブズについて学べば自分にとって本当にやりたいことが見つかるかもしれないですね。

ぜひ、スティーブジョブズについて書かれた著書やスティーブジョブズのインタビュー動画などを見てみてください。

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