ディープステートとオバマゲート
世の中、何を信じていいのかわからない。
巷では陰謀論が大流行りらしい。古くは、本能寺の変も、秀吉が明智光秀をハメた結果とのこと。秀吉が光秀に、「私はあなたの味方だよ」と述べた文書が見つかっている。そう言われたからと言って鵜呑みにする光秀でもなかろうと思うが、有事に備えて万全の補給、移動体制を整えていたからこその中国大返しである。周到なシミュレーション抜きには不可能だ。また、些かの迷いもなく行動したあたり、まるで罠にかかった獲物を捕りに行くよう。歴史は勝者によって後世に残されるから、秀吉側の言いたい放題になるのも致し方ない。
知り合いにトランプ信者がいる。NYで暮らした経験を持つインテリで、バイデンが大統領になったら最悪だと言い放った。その場の全員がしばし言葉を失なったが、「このお饅頭、ほんと美味しいの。食べてみて」これ以上ない強引かつ絶妙な合いの手で、たわいない日常に無事帰還した。
海の向こうのことながら、トランプさんには良い感情が全く持てずにいた。ヒラリーさんも好きになれないが、トランプさんよりはマシ。オバマさんは紳士だったなあ。国民皆保険をめざしたり、周りの国とも仲良くやっていこうとしていたし、原爆ドームでの演説も心に沁みた。
それがここにきての疑惑噴出。投票システムも謎だらけだし、バイデンさんも中国から多額のお金をもらっているらしい。経済界も中国頼みだから、防犯システムでアメリカが乗っ取られるリスクより、目先の利益、自分の利益を優先したい。メディアも経済界と一心同体で行動する。
してみると、女性蔑視、人種差別主義者でわがまま放題に見えるトランプさんは、実は愛国者なのかもしれない。
確かに、世界中の大手メディアがこぞって民主党に有利な情報を拡散し、不利な情報をシャットアウトしている状況は、ものすごく不自然だ。
相手を騙そうとする人は善人の顔で近づいてくると言う。
そもそも、真実なんてどこにもないのかも。善い、悪いも、どちらから見るかで異なってくることが多い。サンマは美味しいが、海の中ではお弔いだ。
そして、みみずの目下の課題は、なんとしてでも働き口を確保すること。