安定しているのは「会社」だけ?
みなさんこんにちは!中村攝太朗(せいたろう)です!
3月もいよいよ終盤!
期末・月末の処理などで日々奔走されている方々が多いのではないでしょうか。
3年前当時に勤めていた会社の都合で、社会人2年目から関東の拠点での勤務となったため、関西から関東にやってきました。
3年前の3月最終金曜日、関東に上陸。
関東勤務の同期たちと寮から近い川越駅近くの繁華街??に、飲みに連れて行ってもらいました!
当時は当然お店が営業したい時間まで営業していました。
ただ、22時を過ぎたところからだんだん店の明かりが繁華街から消えていき、24時前後になると入店できるのはチェーンの居酒屋・カラオケか、キャバクラ・ガールズバーぐらいしか残っていませんでした。
営業しているお店の数と比例して通行人も減っていました。
今日が3月最終週の金曜日、年度最終週なのに。
次の月曜日から4月に入るのに。
なんでこの街の人たちは、もっとはりきって飲み納めないんだ~~~~~~~!!!!!
世間一般の常識と自分の中での常識のズレを認識しました(笑)
どういう人生を送りたいか
ぼくは「継続は力なり」とずっと書いてきていますが、
新卒入社の会社を2年経たずに辞めています。
理由は、自分の「理想の人生」に向かって必要な行動・選択を考えた時、
その努力の方向性を考えた時、その道筋にその会社で頑張っていくことが
乗っからなかったというだけでした。
ぼくの父は自営業で、母は父のもとで一緒に働いていました。
その仕事の将来性を考えた時に、継がない選択をしましたが、
多くのファンをもつ父の仕事を誇らしく思っていました。
関東に転勤し、上司も先輩もガラッと入れ替わりました。
自分の隣の課の課長さんが休憩中にボソッと言っていた言葉がとても印象的で、今でも鮮明に覚えています。
「毎日同じことの繰り返しだよ、五日間同じこと繰り返して、二日休んで、1週間、1か月、1年、それを繰り返して定年するんだよ」
と遠くを見つめながら話していました。
当時その課長は自分の父と同じ58歳。
あと2年、このまま惰性で過ごして定年を迎えるんだろうなと感じました。
その言葉を聞いたことも忘れかけていたころ、実家に帰省していた時、
父と二人きりの父が運転する車の中の会話の中で、お互いの仕事の話をしていました。
「俺には未だ叶えていない夢があるからまだまだ頑張んねん」
58歳の父が言っていました。
父は自営業なので定年がありません。
75歳まで働くと言っていました。
おいおい、と思いましたが(笑)
父は自分の仕事が好きで、誇りを持っていて、子供3人私立の中高に通わせて好きなスポーツをさせてあげられるぐらいの稼ぎもありました。
何だこの、会社の上司との差は、と。
自分の人生を自分の力だけで切り拓いてきた人と、「安定」に依存してきたひととの違いか、と感じました。
会社員は、その企業によりますが、雇用が保証され、収入が保証され、仕事において身銭を切ることもありません。
安定に依存して不安定になっていないか
トヨタ社が終身雇用は保証できなくなってきたそうです。
大手企業や銀行員などに就職すると安定で良いよという話を聞いていましたし、就活当時はそう思っていました。
今は会社が安定でも、その人の人生は大手の会社員というだけでは安定していないと、僕は考えてます。
「いい会社にいる自分」は全然安定していません。
会社が安定しているだけです。
トヨタが終身雇用難しいんですから、自分が当時勤めていた自動車部品メーカーも終身雇用なんて期待してちゃだめだと思いました。
安定した会社に依存して、
その会社の業績などを自分自身の力だと過信してしまい、
いざ会社を辞めざるを得なくなった時に、
その後の人生も安定しているでしょうか。
その時務めている会社で成果を出すことも大切ですが
自分自身の力をつけていく必要もあると感じました。
会社の看板を借りずに社会で通用する力を。
父と同じように、常に自分の人生の目標に燃え、
チャレンジし続ける人生を僕は選びます。