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【ともに考えよう①】「徳」とは?

みなさんこんにちは!中村攝太朗(せいたろう)です。

ぼくは社会人2年目に入るぐらいまで、忘れ物がとにかく多く、二度手間・三度手間はよくあることでした。


日常生活以外に発生する「今日すべきこと」が5つあって、(区役所に行って住民票もらうとか…)
どれもできず、なんなら7つに増やして次の日を迎えるタイプです。


大学の時、サークルの友人たちは「踏んだり蹴ったりで何もうまくいかないこと」を「せいたろう現象」と呼んでいました。

どうしてなんでしょうか…。
割と頑張って生きてきたんですが…。
前世で積んだ徳が少なかったのかな…。


それは冗談ですが、
「徳」という言葉を時々聞くことはありますか?
また、「徳」とは何でしょうか。

生きていくうえで大切な「なにか」とぼんやり理解している程度で、
どうやって積んでいけるかもピンと来ていません。



ぼくにとって、徳の高い人はお坊さんの様な、歳を重ねている人だと勝手なイメージがありますが、きっと一朝一夕で積めるものでもないでしょうから、あながち間違ってもいないかもしれません。


父方の祖父はぼくが大学3年生の冬に他界し、母方の祖父は、ぼくが生まれる前に他界していました。(以下、「祖父」は父方の祖父)

祖父の葬式で、父が最後のあいさつで、祖父のことを「徳が高い人だった」と言っていました。


口数が少なく、何を考えているか読めず、表情も豊かなほうではありませんでしたが、おおらかで、人がよすぎて騙されるぐらいの人だったのを覚えています。

時間とお金にルーズで祖母によく迷惑をかけていたみたいですが、
それでも周りに愛されるキャラクターでありながら、
ルーズさを挽回するほどの稼ぎもあったそうです。
(朝から寿司と焼き肉食べてたみたいです。)


よく、祖父の家に自転車で遊びに行くと、いつの間にかにチェーンに油がさされていました。

トラクターやカブ(ヤマハの小型バイク)の乗り方を教えてくれました。

製茶場を経営していたので、いろんな機械を見せてくれて、簡単な機械だったら使わせてくれました。

お茶もシーズンがあるので、繁忙期は手伝いに行き、
乾燥した茶葉を集めまくったり、トラックの荷台にいっぱいの摘みたての茶葉の上で寝っ転がったりしていました。
(食品衛生上の問題については言及いたしかねます)


思い出はあるにはあるんですが、これと言って徳の高さを感じられるフレーズが…ない…。


徳の高さとはいったい何なのでしょうか?


ぼくにとって、解き明かしたいテーマの一つです。

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