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リングとラベルを切りマウス

今年8月、岐阜県関市を初めて訪れました。ホームセンターでよく目にする「関の刃物」が示すように、この地は国内有数の刃物産地。その起源は、刀匠たちが拠点とした鎌倉時代まで遡るそうです。現在では、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ「世界三大刃物産地」として広く知られています。

今回は、地元の友人に案内してもらい、ご親戚が営む刀鍛冶の工房をはじめ、市内の施設や飲食店を巡りました。おかげで関市の魅力に触れ、有意義な時間を過ごすことができました。

見出し画像は、刃物会館の直売所で購入した『リングとラベルを切りマウス』(長谷川刃物)。ペットボトルのリング切断やラベル剥がしを手軽に行えるカッターです。今ではすっかり習慣となり、分別の意識も高まっています。

ペットボトルキャップはリサイクルされ、プラスチックの再生原料となります。その収益の一部は、ワクチン支援に活用されています。「NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」によると、2kgのキャップでワクチン1本分が供給されるとのこと。我が家でも定期的に回収ボックスに投函しており、月に集まる量は平均100~150グラム程度です。ささやかな取り組みですが、子どもたちの命を守る一助になるなら、今後も続けていきたいと考えています。

「長谷川刃物」では、他にも特定のニーズに応える製品を多数取り揃えています。いずれも問題解決に徹した潔さがあり、試してみたくなるラインナップです。ぜひご覧ください。(M)

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