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映画「ハーフ・オブ・イット」:時代は変わるモンだなぁ

Netflixオリジナル映画「ハーフ・オブ・イット」を観て。

時代は変わり、そして、私の予想以上に遥かに先をいっていたというお話。

<あらすじ>
宿題のレポートを代行するというバイトで稼いでいる中国から来た女の子のお話。

両親は移民としてアメリカに来たけど、結局いい仕事に就くことはできず貧しい生活を強いられていて、人種差別に合っている日々。でも「書く」ということには才能がある女の子。そんな「書く」ことしかできない女の子に、ラブレターの代筆の依頼が。今時ラブレター?と思うのだけど、今だからこそ特別感があって、素敵って思うのかな。

そのラブレターの依頼主の男の子は、体を動かすことしか特技がなくて、意中の女の子と共通の話題がない。というのも、その意中の女の子は文学少女だから。

ということで、会話も続かないので、結局は主人公の女の子がずっと男の子のふりをしてマドンナと手紙を交換し合うというお話。

「ハーフ・オブ・イット」あらすじ


その手紙のやり取りは、最終的にはLINE(アメリカではLINEは何て言うか知らないのだけど)のやり取りになるわけだけど、その会話の言葉遊びが面白かったなぁ。さすがに、文学少女という設定の二人のやり取りなので、なかなかおしゃれな会話なんだよね。そのLINEでの会話は、本を読まない人は入れない密度の濃いもの。

で、実際に男の子とデートすることになるんだけど、「会って話すと緊張しちゃって」という男の子のセリフで、そのマドンナも会話が弾まなくても疑うことなく納得しちゃうわけ。で、デートから帰宅するとLINEで一晩中盛り上がって話すという繰り返し。

なんだかそのギャップに違和感があるけど、会って緊張しちゃうっていうのも分かるしということで、そのふたりは何だかんだとうまくいってしまう。

でも、主人公の女の子の本当の気持ちは?



私はこの映画を見始めたとき、あ〜あれねって思い出したのが、この映画↓

「恋しくて」some kind of wonderful

「恋しくて」

あ〜、はいはい。そのパターンねって思ったのだけど、時代は変化していた。

えぇ、そうなのです。

異性愛者だと疑わない私。ほんとその固定概念古いなと思いました。

と多くは語りませんが、察してください。



で、そんな感想を娘にしたら、

「あ〜ママはまだ古いよ。
そういう特徴が商業のネタにされてることに、今やおかしいって感じないとダメなんだよ」と。


ですね。全くもってその通りです。ごめんなさい。

ということで、私のような古い概念をまだ持っている人は、まずはこういう映画を見て勉強するってのはいかがでしょうか。



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