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「本」と「SNS」は広報の最強タッグ?!その魅力とは?【前編】
こんにちは。339PLANNING広報のEmikoです。
この記事ではSNSやWEBを使った広報について、気になることやわからないことを社長の今野正輝(通称こんちゃん)さんに質問し、みなさまにわかりやすくお伝えします。
今回のテーマは、
『出版(本)とSNSを掛け合わせると、どんな効果と強みがあるの?』です。
昨年のインタビューで「出版(本)は広報になること」や「本とSNSのそれぞれのよさと効果」について伺いましたが、この2つを掛け合わせて広報するとどんなよさがあるのでしょうか?
早速、こんちゃんに聞いてみました。
広報の視点で見た「SNS」と「ホームページ」と「本」の立ち位置
Emiko:
過去に「出版(本)のよさ」と「SNSのよさ」をそれぞれ伺いましたが、この2つを掛け合わせることってできるんですか?
こんちゃん:
はい、できますよ。ではこのお話をする前に復習しましょう!
以前、SNSとホームページの特徴についてお話しましたが、それぞれの特徴とは何でしょう?
Emiko:
はい!SNSは情報を流していくもので、ホームページはお店の陳列棚のように情報をストックしておくものでしたね。
こんちゃん:
そうでしたね。
それぞれの特徴についてもう少し詳しく説明すると、SNSは手軽に始められて情報をすぐに発信できることが特徴でしたね。
つまり、スピード感があって拡散力が大きいから、情報を広く伝えるのに便利だし、自分を知ってもらうのに効果的です。
こんちゃん:
でもSNSでは古い情報は下へ流れていくので、ストックする力が弱いのです。
例えばX(旧Twitter)では、書き込める字数が140文字と制限されていますよね。一方Instagramでは一度に投稿できる画像の枚数に制限があります。
このようにSNSでは発信できる情報量が限られてくるんですよね。
ホームページはスピード感や拡散力という点ではSNSには劣るけど、掲載できる情報量に制限がないし、情報を見やすい形でストックできます。
Emiko:
それぞれにメリットとデメリットがあるから、特性に合わせて使い分けることが大切ですね。
こんちゃん:
そうです。じゃあ復習ついでに、またEmikoさんに質問しますね。
今ぼくが挙げたことの他にもホームページの強みがあったと思いますが、何でしょう?
Emiko:
えーと。いつでもどこからでもアクセスできる点と、欲しい情報が見つけやすい点…ですか?
こんちゃん:
バッチリですね!。
ホームページの強みは大きく2つありますね。
①ストックしてある情報をいつでもどこからでも閲覧できる。
②そして情報が整理されているから探しやすい。
これが強みでした。
改めて強みを挙げてみると、本はどちらかと言うとホームページに近いかもしれませんね。
Emiko:
確かに、本も手元にあればいつでもどこでも開いて読めるし、目次から読みたいページを検索できるから、ホームページに似ている感じがしますね。
うんうん、違うところや似ているところが見えてきたので、一旦絵にしてみますね。
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本は印象に残る度合いが違う
こんちゃん:
さて、ここからいよいよ本題に入ります。
ところでEmikoさん。広報の視点からみてSNSと本の違いって何だと思いますか?
Emiko:
うーん。SNSはスマホを持っている人なら、すぐに開いて情報をキャッチできるけど、スマホを持っていない人は永遠に見つけられない…ってことかな。その点、本はスマホやパソコンがなくても手軽に手に取って読むことができますよね。
こんちゃん:
おぉーさすがです!
本はネット環境が整っていなくても手に取って見ることができます。
つまり「手に取れる」ということは「モノとして残る」ことであり、「長く見てもらえる可能性が残る」ということなのです。
例えば339で本を出版するとき、ページ数は自由に設定できます。つまり、伝えられる情報量を自由に設定できるということです。そう考えると字数や画像の枚数に制限があるSNSと比べたら、本だと伝えられる情報量がグッと増えますよね。
そして、伝えたい情報を、スマホやパソコンを持っていない人でも手軽に手に取って読むことができる。ここが本の強みです。
Emiko:
でも本はSNSと違って作るのが大変ですよね。
昔と違って今は手軽に出版できるようになったけど、出版後に誤字脱字の修正や加筆ができない分、編集をしっかり丁寧にやらないといけないイメージがあって、すごく大変そうです。
こんちゃん:
確かに本は「SNSのように手軽に発信できない」という難点を抱えていますね。でもその分、著者の想いを込めることができるし、情報をより深く伝えることができるんですよ。
つまり、印象に残る度合いが違うんです。
さっき、ホームページと本は「同じストック型で近い存在」とお話しましたが、ホームページより本の方が現物があることで、より深く印象に残るんですよね。
Emiko:
確かに本は質感や重量も感じられるし、ホームページより実感が掴みやすいですね。
こんちゃん:
ただ、本にはSNSのような拡散機能がないのです。そこでSNSやホームページと掛け合わせることが大事になってくるのです。
ここまではSNS、ホームページ、本の役割についてお話してきたのですが、より具体的に出版とSNSのかけ算についてEmikoさんの体験をもとに一緒に深掘りしていきましょう!
ということで、今日はお互いにたくさん話したので第二弾でお会いしましょう!
✍️今日の振り返りと次回のお話✍️
今日は『出版とSNSを掛け合わせると、どんな効果と強みがあるの?』というテーマの第一弾として、広報の視点から「SNS」「ホームページ」「本」の立ち位置や役割についてインタビューしました。
次回(中編)は実際に私Emikoが体験したことをもとに、本の立ち位置について広報の視点で深堀していきたいと思います!