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デザインの依頼って怖い?実際にデザイナーさんに聞いてみた
こんにちは。339PLANNING広報のEmikoです。
この記事ではSNSやWEBを使った広報について、気になることやわからないことを社長の今野正輝さんに質問し、みなさまにわかりやすくお伝えします。
今回のテーマは、
『デザインの依頼って怖い?実際にデザイナーさんに聞いてみた』です。
生まれて初めての依頼となると緊張しますし、「どこから何を話せばいいの?」とわからないことだらけですよね。
そこで今回は、デザイナーとして働いている山田さんにご登場いただき、対談形式で「デザイナーに仕事を依頼する時のコツ」を教えてもらいました。
実はデザイナーはお客さまの話を聞きたいんです!
こんちゃん:
デザイナーさんに仕事を依頼してみたいけど、初めてでよくわからないし「こんなこと聞いたら失礼じゃないか」と心配で、二の足を踏んでいる人が結構いらっしゃるようなんですよね。
ぶっちゃけ、デザイナーさん的にどう思います?
山田:
不安なのは私にもよくわかりますし、私も経験したことがあります。でも、そこはあまり気にしないで、わからないことは遠慮なく相談してほしいと思っています。
というのも、私たちデザイナーにとって大切なのは、お客さまからお話を伺うこと(ヒアリング)なんです。「どんなものを作りたいのか」をお互いにまず共有することが大事で、そこが制作の肝だと思っています。
こんちゃん:
確かにそうなんです。ぼくもデザインの仕事をしていたから分かるけど、世間一般からは「デザイナーは何でもサクッと作ってくれる」「こちらの思いをちゃんと察してくれる」と思われている気がします。
だけど、実際はそうじゃなくて、やっぱりコミュニケーションは大事ですよね~。
山田:
「何でもいいからとりあえず作って!」みたいな丸投げパターンは、信頼して全てを一任してくださっているのかもしれないけど、やはりまずは互いにイメージや必要なことを共有したいと思うんです。
こんちゃん:
そうそう。ぼくは昔、それで失敗したことがあって、お客さまが求めるものが作れずお叱りを受けたことがあったんです。
山田:
これ意外とあるあるですよね、お互いの困ったあるあるNo.1では。
こんちゃん:
その時は、ちゃんとヒアリングをしないまま安易に制作に入ってしまい、結局「相手はどんなイメージのものを求めていたのか」をしっかり把握していなかったんです。
だから、今はこの反省を活かして事前にお話を伺うようにしています。
イメージを伝えてみよう
山田:
ヒアリングは本当に大事ですよね。だけど、初めてだと伝え方のコツがわからなくて難しいかもしれませんね......。
こんちゃん:
そこで339PLANNINGでは「ヒアリングシート」を使って、依頼者が求めているものを伺うようにしていて、イメージとしては病院の問診票みたいな感じかなぁ。
山田:
確かに!「病院」の問診票はわかりやすいかも!適切な治療を受けるには、身体の具合を言葉で伝える必要がありますよね。
あと「美容院でイメージチェンジのカットをお願いする」のも似ていると思うんです。
「全てお任せ」というパターンもあるけど、でもやっぱり「こんな感じにしたい」と自分の希望を少しは伝えておかないと、美容師さんも悩みますよね。
こんちゃん:
多分、多くの人が「頭の中にあるイメージを言葉にして伝える」のを難しく感じていると思うんです。
だけど今は、たとえば美容院だと「こんな感じにしてほしい」と好きなヘアカットのスマホ画像を美容師さんに見せたりしますよね。
それと同じで、339PLANNINGのヒアリングシートには好きな雰囲気やデザインなどをお伺いする項目を入れています。
好きなサイトやSNSや画像を教えていただけると、「何を求めているのか?」のイメージがつかみやすくなりますから。
山田:
あと、わたしの場合は「今回どうして依頼しようと思ったのですか?」と依頼の理由や経緯を最初に聞くようにしています。
そこからお客さまの思いや背景を感じ取り、次に「好きなイメージ」「好みじゃないイメージ」などを伺い、お客さまが求めているものをつかむようにしています。
大切にしたいのは「お客さまの納得感」
こんちゃん:
デザインに限らず、クリエイティブな仕事は作品のクオリティーの良し悪しとは別に、お客さまの納得感がすごく大事だと感じるんですよ。
山田:
わかります!やっぱり「お客さまが満足し納得できるもの」を作りたいですよね。
こんちゃん:
さっきの美容院の話に戻すと、カット後に自分の髪型を見て「イメージと全然違う!」と落ち込むことがないように、事前に「自分はどんな感じを求めているのか」をしっかり伝える。これと同じですね。
山田:
そうそう、その納得感の第一歩が冒頭に出てきたコミュニケーションとイメージの共有だと思います。
今日のポイント
山田:
最後に、依頼する時のポイントをまとめてみますね!
①何のデザインを作ってほしいのかを明確にすること
「本の表紙」なのか?「チラシ」や「名刺」を作るのか?など。
②好きなデザインをいくつかピックアップすること
自分が好きだと感じるデザインの本・チラシ・名刺・サイト・SNS・画像などを準備して最初のヒアリングのときに見せていただけると、お互いにイメージをすり合わせることができて、最後の納得感につながります。
こうして勇気を出して相談してイメージが共有できれば、あとはデザイナーが導いてくれますから大丈夫です!
こんちゃん:
もしもわからないところがあれば遠慮なく質問してもらい、あとはプロにお任せする…。こんな感じですね。
山田:
はい、バッチリです!
実は、お客さまと話しながらイメージを共有している瞬間って、デザイナーにとっては楽しみでワクワクする瞬間でもあるんです。デザイナーに依頼することで、お客さまも制作のプロセスを一部体験していただけるので、新しい発見があって面白いと思いますよ。
こんちゃん:
こんな感じで全然怖くありませんので笑、初めての方も、どうぞ安心してお気軽にご相談くださいー!