《スキンシップ》

長く続くカップルがやっている『ある事』の１つ目としてスキンシップをよくしていると思う。シンプルに言うと肌と肌の相性が良いのだと思う。
二人でいる時に自然と手をつないでいたり、電車の改札での別れ際にお互い強くハグしたり、常にお互いの存在を感じている。スキンシップをしているのが当たり前のような状態のカップルが長く続いているように思う。
この肌と肌の相性は馬鹿にしてはいけない。自分の五感は信じておいた方が良いと思う。
手をつないだ時の感触、ハグをしたときの感触、フィット感、空気感、パートナーが発するにおい、パートナーと見つめ合った時の心の高鳴り、手の形を見たときの心の反応、足の形の印象、身長など五感が発するメッセージは出来るだけ素直に従ったほうが良いと思う。
男性も女性も人間の肌の温もりを欲しているし、この温もりはお金を出しても買えない。なぜならその温もりは信頼と言う土台の上に成り立っているからだ。五感を通してお互いの思いを感じ合っているからこそ、そこには長く付き合う上で一番大切な信頼が築けるのではないかと思う。
いくらお金を出してもこの信頼を築くことは難しい。むしろ遠ざかっていくだけだと思う。ただこの信頼を築くのには時間がかかる。焦ってしまうとすぐに壊れたり、ゆっくりだと自然消滅する。姿かたちは見えないが、ただ存在するというやっかいなものだと思う。せっかく築いた信頼も、一回の過ちで崩壊する場合もある。その信頼を強固にするためにも自分の五感から発せられているメッセージを信じた方が良いと思う。